アトレティコが左SBハビ・ガランに近づく…約29億円以下で“セルタの弾丸”獲得を目指す

2023年6月26日(月)19時25分 サッカーキング

アトレティコ・マドリードが狙うDFハビ・ガラン [写真]=Getty Images

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 アトレティコ・マドリードは、セルタに所属するスペイン人DFハビ・ガランの獲得に近づいているようだ。26日付で、スペイン紙『アス』が報じている。

 ディエゴ・シメオネ監督の下で、ラ・リーガ優勝やヨーロッパリーグ制覇を成し遂げたチームの左サイドバックを張っていたフェリペ・ルイス(現:フラメンゴ)のクラブ退団から、早4年。それ以降は、同ポジションにおける補強の方針として『攻撃的で、スピードがあること。チームを前へと引っ張ること。相手のディフェンラインを制する術を知っていること』というキャラクターを重要視している。2019年夏には、DFフェリペ・ルイスと入れ替わりでDFレナン・ロディを獲得。しかし、今夏にレンタル移籍先のノッティンガム・フォレストから復帰するが、そのまま構想外という見方が強い。また、昨夏に加入したDFセルヒオ・レギロンに至っては、負傷により、今季のプレータイムがわずか318分にとどまっている。

 前述した理由から、今夏の移籍市場で左サイドバック獲得を検討しているアトレティコ・マドリード。『アス』によると、そのターゲットはセルタに所属するハビ・ガランのようだ。2020−21シーズンのラ・リーガにおいて、FWリオネル・メッシ(当時バルセロナ)に次いで、2番目のドリブル成功数を誇るなど、縦への推進力は申し分ない。さらに、本職の左サイドバックに加えて、ウエスカ在籍時には左ウィングバックとしてもプレー。4バックシステムと3バックシステムの両方に適応できるポテンシャルを兼ね揃えている。

 すでに『アス』は、アトレティコ・マドリードが同選手に近づき続けていることを指摘。“ロヒ・ブランコス”は、ハビ・ガランを契約解除金の1800万ユーロ(約29億円)より、安価に獲得できないかを模索中とのこと。一方でセルタ側は、MFガブリ・ベイガの退団が予想されることから、アトレティコ・マドリードに所属するMFパブロ・バリオスのレンタル移籍加入を交渉の材料としているようだ。

 身長172cmと小柄ながらも、力強さと速さを以って、相手守備陣に風穴を開けるハビ・ガラン。このセルタの“弾丸”を巡っては、レアル・ソシエダも関心を示しているが、このままアトレティコ・マドリードは獲得に漕ぎ着けることができるのだろうか。

サッカーキング

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