「史上2人目の選手」今度はソーサに並んだ!自己最長の150メートル弾に加え米識者がたたえる価値ある記録

2023年7月1日(土)15時49分 ココカラネクスト

特大の30号をマークした大谷(C)Getty Images

 脅威的な一発だった。

 エンゼルスの大谷翔平は現地6月30日(日本時間1日)に本拠地で行われたダイヤモンドバックス戦に「2番・指名打者」で先発出場。前日に続き、特大の30号をマーク。これで6月は15本のアーチを量産したことになり、3年連続となる30号本塁打をクリアした。

【動画】驚愕の150m超えアーチ 本人も確信した大谷翔平の30号「超」特大弾をチェック

 5点を追う6回先頭の第3打席。1ボールから2球目、左腕トミー・ヘンリーのスライダーを捉えると右翼席へ飛距離493フィート(約150メートル)の特大弾を放った。観客席も総立ちとなり、ネクスト・バッターズサイクルにいた次打者のマイク・トラウトも思わず呆然とした表情を浮かべる圧巻の一発となった。

 自身のこれまでの最長記録は143メートルとあって、7メートルも更新。打撃に関しては「ベストに近い」と状態の良さを認めている大谷がまた一つ進化を示した一発となった。

 6月の月間15本塁打は1930年ベーブ・ルース、34年ジョンソン、61年マリスが記録したア・リーグタイ記録となった。

 歴史上の偉人の記録に続々と並ぶ、異例の快進撃を続ける大谷をめぐっては、もう一つの記録も注目を集めている。

 米スポーツ専門局「ESPN」のデータ専門公式ツイッター「ESPNスタッツ&インフォ」が伝えたところによると「ショウヘイ・オオタニが1998年のサミー・ソーサと並んで、7月前に30本塁打10盗塁を記録した2人目の選手となった」とした。

 破壊的な打撃で注目を集める大谷だが、先にはトラウトとの重盗が話題を集めるなど俊足を生かしたプレーもしばしば見られる。

 盗塁ランキングでは現在1位のエステウリ・ルイーズ(アスレチックス)が40盗塁と圧倒的な数字を残しているが、ここまで11盗塁を記録している大谷は盗塁部門でも17位に名を連ねる。

 米球界でも「アンリアル」「ユニコーン」などこれ以上は形容詞が見当たらないというほど絶賛されている大谷は走攻守すべての面で全力プレーを続けていく。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

ココカラネクスト

「自己最長」をもっと詳しく

「自己最長」のニュース

「自己最長」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ