ポルシェ、新型911ターボの予約受注を開始。出力向上のほか日本仕様は多くの装備を標準搭載

2020年7月18日(土)6時30分 AUTOSPORT web

 ポルシェジャパンは7月16日、新型『ポルシェ911ターボ』および『ポルシェ911ターボカブリオレ』の予約受注を、同日より日本全国のポルシェ正規販売店にて開始した。


 ポルシェ911ターボは、1975年に初代モデルが誕生して以来、過去45年間に渡って高い走行パフォーマンスと実用性を兼ね備えた高性能スポーツカーであり続けている。


 そんな911ターボがよりパワフルに、速く、個性的になり新世代モデルとしてデビューした。クーペ、カブリオレともに最高出力580馬力を誇る水平対向6気筒ターボエンジンを搭載しており、これは先代911ターボをおよそ40馬力ほど上回る数値だ。


 高出力エンジンの搭載によって、新型911ターボの0〜100km/h加速は大台の3秒を切る2.8秒を記録。このパワーは911ターボ用に専用設計された8速PDKトランスミッションで路面に伝達され、最高速度は実に320km/hをマークする。


 また、スポーツパッケージやライトウェイトデザインパッケージ、スポーツサスペンション、スポーツエグゾーストシステムなどのオプション装備が911ターボに初めて用意された。これによりオーナーは、自分のクルマをより個人的な好みに近づけることができる。

新型ポルシェ911ターボ(フロント)
新型ポルシェ911ターボ(リヤ)


 エクステリアもより力強いデザインにされ、ボディはワイド化が施されたシャシーを収めるためにフロントの車幅が45mm拡大された。その一方でボンネットの新しいプレスラインがクルマのスポーティさを強調。


 そのほかにも電子制御の冷却用エアフラップや大型化された可変リヤスポイラーなどが、新型911ターボをさらに際立たせるパーツとして装備された。


 インテリアは『911カレラ』の内装に相当しつつも、ターボ向けに電動スポーツシートやBOSE製のサラウンドサウンドシステムなどが追加。さらにアダプティブクルーズコントロール、ナイトビジョンアシストなどを含む多数のオプションが用意されている。


 そして日本仕様の911ターボおよび911ターボカブリオレには、他地域ではオプションとなるサラウンドビュー付パークアシストや電動格納ドアミラー、フロントヒートシーターなど多くの装備が標準で搭載されるという。


 この新世代モデルでも高い車両パフォーマンスと快適性を兼ね備えた新型911ターボの価格は2443万円。また新型911ターボカブリオレは2731万円(どちらも税込)となり、7月16日より予約受注が開始されている。詳細はポルシェジャパンの公式ホームページ(https://www.porsche.com/japan/jp/models/911/911-turbo-models/)まで。

テスト走行を行う新型ポルシェ911ターボ
新型ポルシェ911ターボ(サイド)
10.9インチスクリーンを備える新型911ターボのインテリア


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