「準備から違った」大岩ジャパンはパリ五輪2連勝!「1年前と正反対」と韓国メディアが後悔するアジア競技大会「日本を破って笑ったが」【パリ五輪】

2024年7月29日(月)15時10分 ココカラネクスト

OAなしで戦う大岩ジャパンが快進撃を続けている(C)Getty Images

 大岩剛監督が指揮を執るU-23日本代表はパリ五輪で連勝スタートと好発進。パラグアイを5−0、マリを1−0で下し、早々にグループステージ突破を決めた。

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 日本の決勝トーナメント進出を韓国メディア『OSEN』も報道。次のように綴っている。

「日本はマリと緊迫した試合を展開。終盤まで0の均衡が続いた。日本の守護神・小久保玲央ブライアンの好セーブがなければ、マリが先制してもおかしくない流れだった。それでも日本は82分に山本理仁がゴールネットを揺らして勝利。日本は史上初めてオーバーエイジなしで準々決勝進出を決めた」

 また、『OSEN』は「韓国とは対照的」として「韓国はアジアカップの準々決勝でインドネシアにPK戦の末に衝撃的な敗北を喫し、パリ五輪の舞台も踏めなかった」と母国の現状に言及。なぜ日本と差が生まれたのか、こう分析している。

「実は、準備過程から違っていた。日本は長い間、現在のメンバーでチームを編成し、少しずつオリンピックの舞台に備えてきた。1年前の杭州アジア競技大会でも、日本はパリオリンピックに出場できる選手だけを起用し、大きな絵を描いた。その結果、杭州の決勝では韓国が日本を2−1で破って笑ったが、パリでは正反対の立場になってしまった」

 同メディアが後悔するのは2023年9月から10月にかけて中国の杭州で行なわれたアジア競技大会。日本が22歳以下の選手で臨んだ一方、韓国は年制制限上限の24歳以下の選手にオーバーエイジ3人を加えたメンバーで優勝を果たした。

 この杭州アジア競技大会で日本は、大学生も含むメンバーで挑み、当時の選手たちのなかで佐藤恵允と関根大輝がパリ五輪にも出場。前者はマリ戦で細谷真大のクロスに合わせて決勝弾につながるシュートを放ち、後者は右SBで2戦連続フル出場している。

 ちなみに佐藤と関根も出場したオリンピック出場権を争うアジアカップでは、韓国が敗退した準々決勝で、日本は開催国のカタールと対戦。4−2と勝利した一戦で、チームの4ゴール目を奪ったのは杭州アジア競技大会にも出場した内野航太郎だった。

 確かに振り返ると『OSEN』の指摘通り日本は入念な準備が功を奏しているかもしれない。培ってきた結束力を武器にパリ五輪でどこまで突き進むか。次戦は現地時間7月30日、グループステージ第3節でイスラエルと対戦する。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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