「言葉では表せないほどの成功だ」シャーザーが二刀流の大谷翔平を称賛！試合前のインタビューで発言「クレイジーだよ」

シーズンでの初対戦で大谷は無安打。シャーザーに軍配が上がった(C)Getty Images

　８月14日（日本時間15日）、エンゼルスの大谷翔平は敵地で行われたレンジャーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。この日の先発マウンドに上がった3度のサイ・ヤング賞を誇るレンジャーズのマックス・シャーザーと公式戦で初対戦となった。

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　初回1死で迎えた第1打席、大谷は3球連続ファールで粘りを見せたが、最後は内角のカットボールでタイミングを外され、空振り三振に終わった。5点ビハインドで迎えた4回の第2打席、大谷は追い込まれると最後はカーブに手が出て、2打席連続の空振り三振。また、7回の第3打席では初球のチェンジアップに泳がされ、三塁フライに倒れた。

　両選手は2021年のオールスター戦で一度だけ対戦経験があり、その際は大谷が二塁ゴロに打ち取られたが、公式戦初対戦となったこの日の試合でもシャーザーに軍配が上がった。

　そんなシャーザーが試合前のインタビューで二刀流スターについて言及している。現地メディア『Bally Sports Southwest』の公式X（旧Twitter）アカウントはシャーザーのインタビュー動画を投稿した。

　通算212勝（試合前時点）、3度のサイ・ヤング賞を誇るMLBを代表する名投手は、二刀流スター・大谷翔平について問われると「彼がやっているのは驚異的なことだけど、メジャーリーグではいつも最高の選手たちと対戦することになる。世界最高の選手たちとの対戦が待っている。オオタニは言葉では表せないほどの成功を収めていて、見ていて本当にクレイジーだよ」と語り、今季も投打で“異次元”の活躍を披露している大谷を称賛した。

　大谷とは公式戦で初の対戦となるが、シャーザーは「（大谷のような）最高の打者と対戦できる瞬間が楽しみだよ。悪い選手との対戦は覚えていないけど、最高の選手と対戦した打席は覚えている」と話し、大谷との対戦を心待ちにしていたようだ。

　スーパースター同士の直接対決となったが、シャーザーがさすがの投球で大谷翔平を封じた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]