投手と思えぬシーズン55発ペース! 大谷翔平、3戦ぶり42号に米記者愕然「オオタニは非現実的だ」
2023年8月17日(木)11時4分 ココカラネクスト

規格外のパワーを見せつける一打を放った大谷。(C)Getty Images
滞空時間の長い特大の一発となった。
現地時間8月16日に敵地で行なわれたレンジャーズ戦に大谷翔平(エンゼルス)は、「2番・指名打者」で先発出場。初回に42号ソロホームランをマーク。シーズン55本ペースとした。
【動画】脅威のハイフライボール!敵地を騒然とさせた大谷の42号シーン
3日ぶりの快音は第1打席だった。一死無塁で相手先発右腕ジョン・グレイと対峙した大谷は、カウント1-0から真ん中高めへ投じられた95.7マイル(約154キロ)の4シームを強振。完全にボール球をかち上げた打球は、みるみるうちにセンター方向へ伸び、フェンスを越えた。
相手バッテリーからすれば、様子見の一球。空振りを取りに行く、あるいは反応を見にボール球を投げた場面だった。それをはじき返してスタンドまで放り込む力は圧巻の一語だ。
米スポーツ局『ESPN』などで執筆しているサラ・ラングス記者は、自身のX(旧ツイッター)で、「被打率で最高の投手が42号のホームランを打った。オオタニは非現実的だ」と愕然。さらにMLB公式サイトなどで執筆するブレント・マグワイア記者は「オオタニの42号はご想像の通り長かった」と滞空時間の長い一打を表現した。
チームの苦境が続くなかでも孤軍奮闘を続ける大谷。その一挙手一投足は実に逞しい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]