GK鈴木彩艶が好セーブ連発&先制点の起点に! 4季ぶりセリエA復帰のパルマはフィオレンティーナとドロー

2024年8月18日(日)3時26分 サッカーキング

[写真]=Getty Images

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 セリエA第1節が18日に行われ、パルマ・カルチョとフィオレンティーナが対戦した。

 パルマ・カルチョは、かつてUEFAカップ(ヨーロッパリーグの前身)やコッパ・イタリアを複数回に渡って制覇したパルマACの後継クラブ。経営状況の悪化が続き、2015年の破産でクラブが消滅したことに伴い、2015−16シーズンに新たな名称で発足された。アマチュアのセリエD(4部)から再スタートし、そこからセリエC、セリエBと毎年昇格し、2018−19シーズンにはセリエAへ復帰。2020−21シーズンに降格の憂き目に遭ったものの、2023−24シーズンはかつてアビスパ福岡を率いたファビオ・ペッキア監督の下でセリエB制覇を果たし、セリエA復帰を決めた。

 中田英寿氏以来となる日本人選手となったGK鈴木彩艶は先発出場。セリエAで日本人GKがピッチに立つのは、これが史上初となる。22分、鈴木のフィードが起点となり、先制点が生まれる。鈴木のフィードをエマヌエーレ・ヴァレーリが頭で落とし、最前線のアンジュ・ヨアン・ボニーへ。ボニーのラストパスを受けたデニス・マンが正確なシュートを叩き込み、ホームのパルマが先制する。後半に入り75分、フィオレンティーナは右サイドでセットプレーのチャンスを得ると、クリスティアーノ・ビラーギが直接沈めて同点とする。

 試合は1−1で終了。鈴木は先発フル出場を果たし、好セーブと精度の高いキックで存在感を示した。次節、パルマはホームでミラン、フィオレンティーナもホームでベネチアと対戦する。

【スコア】
パルマ・カルチョ 1−1 フィオレンティーナ

【得点者】
1−0 22分 デニス・マン(パルマ・カルチョ)
1−1 75分 クリスティアーノ・ビラーギ(フィオレンティーナ)

サッカーキング

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