フェラーリF1、シャシー担当テクニカルディレクターにロイック・セラを任命。メルセデスより移籍
2024年9月5日(木)20時53分 AUTOSPORT web
9月5日(木)、スクーデリア・フェラーリは、シャシー担当テクニカルディレクターにロイック・セラを任命したことを発表した。
セラはフランス出身で、これまでミシュランやBMWザウバーに所属し、最近ではメルセデスでシャシーパフォーマンスエンジニアリングの責任者を務めた。今年5月にはフェラーリへの加入が発表されていたが、セラはメルセデスを離れた後6カ月のガーデニング休暇を過ごしていた。
今年7月のイギリスGP後、フェラーリの元シャシー担当テクニカルディレクターのエンリコ・カルディレがチームを離れアストンマーティンへ移籍することが明らかになり、フェラーリはサマーブレイク後に新しい技術部門の体制を発表する予定だった。今回の発表によると、セラは10月1日よりチームに加わる。
セラはフェラーリにおいて、チーム代表であるフレデリック・バスールの直属となる。また、ファビオ・モンテッキが率いるシャシープロジェクトエンジニアリング部門、マルコ・アドゥルノが率いるビークルパフォーマンス部門、ディエゴ・トンディが率いるエアロダイナミクス部門、マッテオ・トグニナリが率いるトラックエンジニアリング部門、引き続きスポーティングディレクターを務めるディエゴ・イヴェルノが率いるシャシーオペレーション部門という5つの部門をセラが担当することになる。
なおパワーユニットのテクニカル・ディレクターは、引き続きエンリコ・グアルティエリが務め、こちらもバスールの直属になるということだ。
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