グリーズマン、アトレティコでの出場時間制限から解放? 移籍金減額でバルサと合意間近か

2022年9月13日(火)20時22分 サッカーキング

今季は短い出場時間でも結果を残している [写真]=Getty Images

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 バルセロナからアトレティコ・マドリードに期限付き移籍しているフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンは、完全移籍への移行に近づいているようだ。13日、スペイン紙『アス』がフランス紙『レキップ』を引用して報じた。

 グリーズマンは2019年夏に移籍金1億2000万ユーロ(約174億円)でアトレティコ・マドリードからバルセロナに完全移籍。しかし、期待に応えることができず、2021年夏に最長2年のレンタル移籍でアトレティコ・マドリードに復帰した。2021−22シーズンは公式戦39試合に出場し、8ゴール7アシストを記録。今季は6試合で3ゴールを挙げているものの、開幕から途中出場が続いている。

 この“出場時間制限”の背景には、「グリーズマンが45分間以上出場した試合数が、レンタル期間中の出場可能試合全体の50パーセントを超えた場合、アトレティコ・マドリードに4000万ユーロ(約58億円)の買い取り義務が発生する」という契約条項が存在しているためだと伝えられてきた。グリーズマンは昨シーズン、出場可能試合の約80パーセントで45分間以上プレー。そのため、今シーズンは出場機会を制限しなければ、買い取り義務がほぼ間違いなく発生する状況となっている。

 バルセロナはアトレティコ・マドリードに対する訴訟を用意しているとも報じられていたが、『レキップ』紙はバルセロナが移籍金の減額に応じる見込みだと伝えている。同紙によると、グリーズマンの「もっと出場時間が欲しい」という希望もあり、両クラブは移籍金2500万ユーロ(約36億円)で合意に近づいている模様。遅くとも、9月末の代表ウィーク期間中までには交渉を成立させたいようだ。

サッカーキング

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