神戸が劇的白星で4連勝! 試合終了間際に菊池流帆が値千金の決勝点、新潟との接戦制す

2024年9月22日(日)20時1分 サッカーキング

劇的決勝弾の菊池流帆 [写真]=渡邉俊介

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 2024明治安田J1リーグ第31節が22日に行われ、アルビレックス新潟とヴィッセル神戸が対戦した。

 18日の第29節延期分名古屋グランパス戦で7試合ぶりの黒星を喫した新潟が、『デンカビッグスワンスタジアム』に神戸を迎えた。神戸は17日のAFCチャンピオンズリーグエリート初戦でブリーラムと敵地で引き分けたが、リーグ戦では3連勝中の3位。今節引き分けた首位FC町田ゼルビアとの勝ち点差を縮めたいところだ。

 試合の均衡が破れたのは15分、神戸が先制に成功する。右サイドから酒井高徳が左足でゴールに向かうクロスを供給。中央で反応した宮代大聖と相手DFがボールに触ることなく、ボールはそのままゴールに吸い込まれた。

 31分、新潟が試合を振り出しに戻す。左サイドから谷口海斗がインスイングのクロスを送ると、ボックス中央で相手のマークを外した長倉幹樹が頭で合わせて押し込んだ。

 神戸は35分に武藤嘉紀と井出遥也の連携で新潟を崩し、最後は井手口陽介がゴールネットを揺らしたが、井出が触った時点でオフサイドだったためゴールは認められない。すると36分、新潟が逆転に成功する。橋本健人が相手DFの背後めがけて絶妙のスルーパスを供給。抜け出した小野裕二が合わせると、シュートは右ポストに当たってゴールに吸い込まれた。

 神戸は42分にも決定機が到来。スルーパスに抜け出した武藤がゴール左下を狙ったが、シュートはポストに嫌われて得点ならず。試合は新潟の1点リードで折り返す。

 後半に入ってもペースを握る新潟は、68分に追加点のチャンスが訪れる。ペナルティエリアの外から橋本が左足一閃。強烈なシュートでゴールを襲ったが、惜しくもクロスバーに阻まれた。

 苦しい時間帯が続いていた神戸だが、73分に追いつく。左からのパスを受けた大迫勇也が巧みなターンで前を向き、タイミングを見計らって前方へスルーパスを供給。これに抜け出した武藤が左足ダイレクトで流し込んだ。武藤は今季10ゴール目となった。

 神戸は試合終了間際、セットプレーの流れからビッグチャンスが到来。マテウス・トゥーレルのヘディングシュートがクロスバーに嫌われると、こぼれ球の流れから大迫も強烈なボレーシュートを放ったがこれもクロスバーを叩く。

 しかし、その直後に神戸が劇的な勝ち越しゴールを獲得。左コーナーキックに菊池流帆が頭で合わせて押し込んだ。

 試合はこのまま終了し、新潟は2連敗、神戸は4連勝となった。神戸は町田との勝ち点差を「1」に縮めた。

 新潟は次節、27日に敵地で川崎フロンターレと対戦。神戸は25日に天皇杯準々決勝で鹿島と対戦し、28日にJ1第32節で浦和とホームで対戦する。

【スコア】
アルビレックス新潟 2−3 ヴィッセル神戸

【得点者】
0−1 15分 酒井高徳(神戸)
1−1 31分 長倉幹樹(新潟)
2−1 36分 小野裕二(新潟)
2−2 73分 武藤嘉紀(神戸)
2−3 90+6分 菊池流帆(神戸)


【全ゴール動画】新潟が一時逆転も…神戸が怒涛の反撃で4連勝!

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