大谷翔平への批判に抱く疑念 米司会が訴えた“二刀流スターの凄み”「他の選手を推すことに罪悪感すら覚える」

2023年9月24日(日)6時0分 ココカラネクスト

投打で違いを生み出した大谷の快進撃。その凄まじい活躍に賛辞は絶えない。(C)Getty Images

 大谷翔平(エンゼルス)はメジャーでの6年目を全力で駆け抜け、多くの人々を刺激した。

 今月16日に右脇腹痛によって故障者リスト入りが決定。大谷はレギュラーシーズンの終了を待たずして完全欠場が決まった。そんな天才が投打で残したスタッツは凄まじいものばかりだ。打っては打率.304、44本塁打、95打点、OPS1.066、20盗塁、102得点と超一流というべきハイアベレージを記録。投げても2年連続の2桁勝利(10勝)を挙げ、被打率.184、奪三振率11.39、防御率3.14、WHIP1.06と、まさしくエース級のそれだ。

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 しかし、大谷が欠場を余儀なくされると、手のひらを返したように様々な比較論が噴出。一部の米識者からは「オオタニは最高の投手でも打者でもない」(米スポーツ専門局『CBS Sports』アナリストのウェス・クレメンツ氏)や「客席を埋められないし、勝てない」(米ジャーナリストのスティーブン・A・スミス氏)といった辛辣なコメントも寄せられ、二刀流スターが残した成果を軽んじるような意見も目立った。

 無論、大谷が“唯一無二の二刀流”を貫き、生み出した数多の功績を称える人もいる。MLB公式ネットワーク局『MLB Network』の番組『MLB Tonight』で司会を務めるスポーツキャスターのグレッグ・アムシンガー氏だ。

 現地9月22日の同番組内で、史上初の「シーズン40本塁打&60盗塁」をやってのけたロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)との比較を求められたアムシンガー氏は「もしも、オオタニが無事にシーズンを終えていたらシーズン50発を超えるペースだった。さらに打率は3割を超え、20盗塁もしている。さらに彼の投球は過去最高のものだった。打撃においては投手では初の三冠王の可能性だってあったんだ」と強調。そして、日本が生んだ偉才の凄みを訴えている。

「もしも、彼がただの指名打者だったら、今年も普通の1年だったかもしれない。しかし、オオタニは2人のオールスター選手を1つにまとめたような選手だ。中5日で先発する投手でもあるんだ。

 時々、私は彼よりも他の選手を推すことに罪悪感すら覚える。それは私たちが見てきたものに現実的な感覚を失わないようにするためだ。『僕らはオオタニがやってきたことへの正当な評価を失っていないだろうか?』とね」

 不運にも大怪我をし、無念の戦線離脱とともにシーズンの終了を強いられた。それでも米球界において大谷の存在は色褪せない。この事実が何よりも二刀流スターの偉才ぶりを物語っている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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