ARTグランプリ、日本人ドライバーのリー海夏澄をマカオGPのFRワールドカップで起用
2024年10月15日(火)21時41分 AUTOSPORT web

10月15日、ARTグランプリは11月14〜17日に開催される第71回マカオグランプリの『FIAフォーミュラ・リージョナル・ワールドカップ』において、日本人ドライバーのリー海夏澄を起用すると発表した。
マカオの公道特設コース『ギア・サーキット』を舞台に開催されてきた伝統のマカオグランプリ。2018年まではF3、2019年と2023年はFIA F3がメインレースとして開催されてきたが、2024年はフォーミュラ・リージョナルマシンによる『FIAフォーミュラ・リージョナル・ワールドカップ』がメインレースとして開催されることになった。
ARTグランプリからFRワールドカップ参戦が決まったリー海夏澄は現在17歳。レーシングカートを経て、2022年にイギリスのジネッタジュニア選手権で4輪デビューを飾ると、2023年はイギリスF4にハイテック・パルスエイトから参戦し2勝を飾っていた。
2024年はフォーミュラ・リージョナルにステップアップし、中東選手権と欧州選手権(FRECA)に参戦。欧州シリーズでは最終戦を前にドライバーズランキング暫定18位につけている。
「今年のマカオGPでARTグランプリとチームを組むことになり、とても興奮しています。マカオのような象徴的なサーキットで戦えることは素晴らしいですので、全力を尽くしたいと思っています」と、リー海夏澄。
また、ARTグランプリのチーム代表であるセバスチャン・フィリップは「今年のマカオGPで、海夏澄をARTグランプリファミリーに迎えることができ、大変うれしく思っている」とコメント。
「海夏澄はFRECAの1年目からポテンシャルを発揮しており、マカオの難しいサーキットを攻略するスキルを備えていると信じている。我々は彼と緊密に協力し、力強いパフォーマンスを発揮することを期待している」
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