日本GP以来4戦ぶりに復帰の中上貴晶「右手の状態はあまりよくないが、今日のパフォーマンスにとても満足」/MotoGP第20戦バレンシアGP初日

2022年11月5日(土)10時23分 AUTOSPORT web

 11月4日、2022年MotoGP第20戦バレンシアGP MotoGPクラス初日のフリー走行1回目、2回目がスペインのリカルド・トルモ・サーキットで行われ、4戦ぶりに復帰した中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は初日総合22番手で終えている。


 中上は第15戦アラゴンGPの決勝で他車と接触して転倒した際に右手を負傷し、右手薬指と小指の腱の手術を受けて連戦の第16戦日本GPに出場した。しかしその後、指の状態が悪化したことにより、再度手術を受け、第17戦タイGP、第18戦オーストラリアGP、第19戦マレーシアGPの3戦を欠場していた。


 初日最初の走行FP1ではフロントにソフトタイヤ、リヤにミディアムタイヤの1セットのみで周回を重ねた。セッション中に計21周回をこなした中上は、日本GP以来の走行ということもあり、リズムをつかむのにやや苦戦し、1分32秒982の23番手となった。


 しかし、午後からのFP2では周回を重ねるごとにタイムを短縮し、トップから1.455秒差の1分31秒672をマークし、ひとつポジションを上げて22番手で終えている。依然として右手の状態は完ぺきではない中上だが、2日目はさらなるタイム短縮と、ポジションアップに挑んでいく。


■LCRホンダ・イデミツ
中上貴晶(FP1:23番手/FP2:22番手)

「まずは今日のパフォーマンスにとても満足しています。FP1を終えて、右手の状態はあまりよくありませんでしたが、午後のFP2はかなり調子がよく、アクセルやブレーキ操作が午前中よりはスムーズになりました。明日もこの調子でライディングに取り組めることを願っています」


「今日はラップタイムがどんどんよくなっていったので、とてもうれしいです。明日が楽しみです。ペースをさらに一歩よくしたいと思います」

中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第20戦バレンシアGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第20戦バレンシアGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第20戦バレンシアGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第20戦バレンシアGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第20戦バレンシアGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第20戦バレンシアGP

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