7大会連続ワールドカップ16強のメキシコ、最後の親善試合はスウェーデンに敗戦…本大会はアルゼンチンなどと同居

2022年11月17日(木)13時6分 サッカーキング

メキシコがスウェーデンと対戦した [写真]=Getty Images

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 FIFAワールドカップカタール2022に向けた親善試合が16日に行われ、スペイン・ジローナでは「メキシコ vs スウェーデン」が開催された。

 メキシコにとっては、本大会前ラストの親善試合。一方、今大会の出場権を逃したスウェーデンは、主将ヴィクトル・リンデレフ(マンチェスター・U)などが先発したものの、一部の主力選手はベンチスタートとなっている。

 前半はメキシコが攻め、スウェーデンが引いて守る展開。しかし、メキシコは再三のチャンスを相手GKクリストファー・ノルフェルト(AIKソルナ)にストップされ、得点を奪えず。すると後半開始早々の54分、スウェーデンは左サイドからマティアス・スヴァンベリ(ヴォルフスブルク)が持ち込むと、最後はマルクス・ローデン(フロジノーネ)が右足で押し込み、スウェーデンが先制。攻め続けていたメキシコにとっては、痛すぎる失点となった。

 だが60分、そのメキシコに待望の瞬間が。自陣からエクトル・エレーラ(ヒューストン・ダイナモ)のロングスルーパスを受けたアレクシス・ベガ(グアダラハラ)が、ゴール右下隅に沈め、同点。ついに相手GKノルフェルトの牙城を崩し、試合は振り出しに。

 その後もメキシコは攻勢をかけ、逆転を狙いに行く。しかし、84分にスウェーデンがCKを獲得すると、最後はスヴァンベリが右足で狙いすましたシュートを突き刺し、これが決勝点に。スウェーデンにとっては、今年6月2日のUEFAネーションズリーグのリーグBグループ4の第1節スロベニア戦以来、6試合ぶりの勝利となった。一方でメキシコは、本大会前の最後を勝利で飾れず。

 メキシコは日本時間23日1時にポーランド、27日4時にアルゼンチン、12月1日4時にサウジアラビアとグループCで本大会を戦う。

【試合結果】
メキシコ 1−2 スウェーデン

【得点者】
0−1 54分 マルクス・ローデン(スウェーデン)
1−1 60分 エルネスト・ベガ(メキシコ)
1−2 84分 マティアス・スヴァンベリ(スウェーデン)

【スターティングメンバー】
(メキシコ)
オチョア(GK);ホルヘ・サンチェス、モンテス(62分→アラウホ)、エクトル・モレ—ノ(62分→バスケス)、ガジャルド;カルロス・ロドリゲス(47分→ロサノ)、エレーラ(62分→ロモ)、チャベス;アントゥナ(47分→ラウール・ヒメネス)、マルティン(HT→グアルダード)、ベガ

(スウェーデン)
ノルフェルト(GK);ホルム、ヒエン、リンデレフ、アウグスティンソン(82分→セマ);ローデン(83分→エリクソン)、グスタフソン、カールストローム(69分→フォルスベリ)、スヴァンベリ;エランガ(69分→ミカエル・イシャク)、ギェケレシュ(69分→クアイソン)

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