GK六反が後半ATに渾身のヘッド! ゴールを決めた9人の“守護神”

2018年11月26日(月)18時0分 サッカーキング

第33節で六反(中央下)がゴールを決めた [写真]=J.LEAGUE

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 24日に行われた明治安田生命J1リーグ第33節、清水エスパルス対ヴィッセル神戸の一戦でGK六反勇治(清水)が後半アディショナルタイムに同点ゴールを決めた。JリーグにおけるGKのゴールは1996年の田北雄気(浦和レッズ)に始まり、今回の六反が史上9例目となる。

 なお、過去9ゴールの内訳はFKが「4」ヘディングが「3」パントキックとPKが「1」ずつ。また過去9ゴールのうち、モンテディオ山形が4ゴール(1得点3失点)に絡んでいる。

 Jリーグ25年の歴史でゴールを決めた9人のGKを紹介する。

①田北雄気(浦和レッズ)

1996年11月9日 Jリーグ第30節

【スコア】
浦和レッズ 3−0 横浜フリューゲルス

【得点者】
1−0 24分 バイン(浦和)
2−0 33分 岡野雅行(浦和)
3−0 79分 田北雄気(浦和)

記念すべきGK第1号はPKによるもの。相手の逆を突き、ゴール左隅に流し込んでいる。なお、相手GKは楢崎正剛(名古屋グランパス)だった。

②松永成立(京都パープルサンガ)

1999年4月7日 ヤマザキナビスコカップ1回戦

【スコア】
モンテディオ山形 0−5 京都パープルサンガ

【得点者】
0−1 44分 熱田眞(京都)
0−2 69分 シーラス(京都)
0−3 80分 松永成立(京都)
0−4 83分 シーラス(京都)
0−5 88分 藤吉信次(京都)

第2号は流れの中から得点が生まれた。松永のパントキックは相手GKの頭上を越えてゴールイン。

③菅野孝憲(横浜FC)

2004年7月10日 J2リーグ第22節

【スコア】
横浜FC 3−0 サガン鳥栖

【得点者】
1−0 31分 内田智也(横浜FC)
2−0 46分 菅野孝憲(横浜FC)
3−0 56分 城彰二(横浜FC)

菅野が自陣左サイドから蹴ったボールはグングンと伸びてゴールイン。記念すべきJ2リーグでの第1号となった。

④高木義成(東京ヴェルディ1969)

2006年7月12日 J2リーグ第27節

【スコア】
ベガルタ仙台 1−2 東京ヴェルディ1969

【得点者】
0−1 37分 齋藤将基(東京V)
0−2 64分 高木義成(東京V)
1−2 80分 ボルジェス(仙台)

自陣深くから蹴ったボールがワンバウンドし、GK高桑大二朗の頭を越えてゴール。この得点が決勝点となり東京Vが勝利を収めた。

⑤村山智彦(松本山雅FC)

2013年11月10日 J2リーグ第40節

【スコア】
松本山雅FC 2−3 モンテディオ山形

【得点者】
1−0 18分 村山智彦(松本)
1−1 73分 大久保剛志(山形)
1−2 79分 宮阪政樹(山形)
2−2 80分 長沢駿(松本)
2−3 90+5分 大久保剛志(山形)

村山が蹴ったボールは風に乗りバイタルエリア付近で大きくバウンド。GK常澤聡が守るゴールを破った。

⑥土井康平(グルージャ盛岡)

2014年6月15日 J3リーグ第16節

【スコア】
AC長野パルセイロ 3−2 グルージャ盛岡

【得点者】
1−0 5分 勝又慶典(長野)
1−1 44分 土井康平(盛岡)
2−1 73分 宇野沢祐次(長野)
3−1 90+3分 向慎一(長野)
3−2 90+4分 岡田祐政(盛岡)

自陣から蹴ったボールはゴール手前でバウンドし、相手GKのキャッチミスを誘った。推定距離は70メートル。

⑦山岸範宏(モンテディオ山形)

2014年11月30日 J1昇格プレーオフ準決勝

【スコア】
ジュビロ磐田 1−2 モンテディオ山形

【得点者】
0−1 26分 ディエゴ(山形)
1−1 45+3分 山崎亮平(磐田)
1−2 90+2分 山岸範宏(山形)

後半アディショナルタイム、CKの場面で上がってきた山岸が渾身のヘッドを決め、山形を勝利に導いた。この勝利で勢いに乗った山形は同年のプレーオフを制し、J1昇格を達成している。

⑧佐藤昭大(ロアッソ熊本)

2017年3月12日 J2リーグ第3節

【スコア】
ロアッソ熊本 1−1 モンテディオ山形

【得点者】
0−1 30分 瀬沼優司(山形)
1−1 90+2分 佐藤昭大(熊本)

山岸同様に後半アディショナルタイムのCKで前線に上がると、上里一将が蹴ったボールを頭で合わせた。

⑨六反勇治(清水エスパルス)

2018年11月24日 J1リーグ第33節

【スコア】
清水エスパルス 3−3 ヴィッセル神戸

【得点者】
0−1 26分 藤田直之(神戸)
1−1 39分 河井陽介(清水)
1−2 52分 古橋亨梧(神戸)
1−3 62分 三田啓貴(神戸)
2−3 87分 ドウグラス(清水)
3−3 90+14分 六反勇治(清水)

1点ビハインドの状況で値千金のヘディングを決め、清水の勝ち点1獲得に貢献した。J1リーグでのGKのゴールは22年ぶり。

サッカーキング

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