ホンダ、2024年型CBR1000RR-R レースベース車を2月に販売。全日本ロードST1000適合のレーシングキットも登場

2023年12月19日(火)13時54分 AUTOSPORT web

 12月18日、株式会社ホンダ・レーシング(HRC)はロードレース競技に使用するための、サーキット走行専用モデル『CBR1000RR-R レースベース車』の2024年型を、2024年2月に販売することを発表した。


 今回発売の『CBR1000RR-R レースベース車』は、EICMA(ミラノモーターサイクルショー)で発表された『CBR1000RR-R FIREBLADE SP(欧州仕様車)』がベースとなっている。レース専用ECUとワイヤーハーネスを同梱して販売され、エンジンとギアボックスが改良、中速域の性能を大幅に向上させ、113Nmのトルクと160kWの出力を生み出すという。


 そして、2モーターのスロットル・バイ・ワイヤー(TBW)の採用により、ハーフ・スロットル制御も向上。また、新しいブレンボ製STYLEMA・4ピストンラジアルマウントブレーキキャリパーにより、一貫して高いブレーキ性能を発揮する。


 また、全日本ロードレース選手権におけるST1000へのレギュレーションに適合させるためのレーシングキットの販売も行われる。ECU、メインハーネス(レースベース車同梱)やラジエーター本体(ホース類は量産のまま使用可能)、IMUステー(位置変更用)、レギュレーターステー(位置変更用)、エキゾーストパイプガスケット、クラッチディスクセット、クラッチスプリングが主要部品となっている。


 サーキット走行専用車であり、一般公道での走行は不可となっているため、ナンバープレートの取得もできない。そんな『CBR1000RR-R FIREBLADE SP(欧州仕様車)』は、マットパールモリオンブラックの1色のみの展開だ。


 価格は266万5300円(税込)で、2024年2月よりHRCサービスショップにて販売される。保安部品が装備された状態での出荷となり、台数限定販売のため、受付台数を超えた時点で申込受付が終了となる。

AUTOSPORT web

「R100」をもっと詳しく

「R100」のニュース

「R100」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ