シューマッハー家がFIA会長の任期を終えたトッドに敬意を表す「あなたが私たちの側にいることを誇りに思う」

2021年12月27日(月)6時18分 AUTOSPORT web

 7度のF1チャンピオンであるミハエル・シューマッハーの家族が、元FIA会長のジャン・トッドと、12年間にわたりFIAの指揮をとった彼の仕事に対し敬意を表した。


 トッドは先週、新たに選出されたモハメド・ビン・スライエムにFIA会長の役割を引き継いだ。75歳のトッドが残したもののなかには、モータースポーツにおける安全性に向けた積極的な活動のひとつがある。特にF1に関しては、FIAは2018年にコクピット安全デバイスのヘイローの義務化の実施を監督した。それ以来ヘイローはほぼすべてのシングルシーターシリーズに採用されている。

ジャン・トッドとモハメド・ビン・スライエム


 トッドはこれまでのキャリアのなかで、フェラーリF1のチーム代表を務めている。1994年から2007年にはミハエル・シューマッハーと充実したコラボレーションと深い友情を育み、それにより5シーズン連続でコンストラクターズおよびドライバーズタイトルを獲得した。


 今日に至るまでトッドはシューマッハ一家と親密であり、療養中の7度の世界チャンピオンを訪ねることを許されている数少ない人物のひとりとなっている。


「常にビジョンと素晴らしい心を持つある方を称えます」とシューマッハーのツイッターに投稿された声明では述べられている。


「ジャン、あなたはモータースポーツの世界で名を成し、交通安全の戦いにおいては、世界中の多くの人々と私たち家族にインスピレーションを与えています」


「あなたが私たちの側にいることを誇りに思いますし、あなたの人生の次の章において、私たちがあなたの側にいることも誇りに思います。さらなる時間をともに過ごしましょう。シューマッハー家全員から愛を込めて」


 トッドはこの敬意に心からの短いメッセージで応えた。「あなた方のことを永遠に愛しています」





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