【大学受験2024】国公立大学の志願状況(最終日10時現在)前期2.7倍・後期9.1倍

2024年2月2日(金)22時42分 リセマム

令和6年度国公立大学入学者選抜試験日程別志願状況

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文部科学省は2024年2月2日、2024年度(令和6年度)国公立大学入学者選抜の志願状況を発表した。出願最終日となる2月2日午前10時現在の志願倍率は、前期日程が2.7倍、後期日程が9.1倍、中期日程が12.0倍。確定出願状況は2月20日に発表される。

 2月2日午前10時現在の志願状況によると、国立(前期)は募集人員6万3,647人に対し、志願者数が16万6,430人で、志願倍率が2.6倍。国立(後期)は募集人員1万2,629人に対し、志願者数が11万2,601人で、志願倍率が8.9倍。公立(中期)は募集人員2,400人に対し、志願者数が2万8,855人で、志願倍率が12.0倍。

 国公立(前期・後期・中期)合計は募集人員9万8,815人に対し、志願者数が38万9,962人で、前年度同時点より2,877人増加した。志願倍率は、前年度同時点と同じ3.9倍。なお、国際教養大学、新潟県立大学、叡啓大学、芸術文化観光専門職大学は、独自日程による試験実施のため含まない。前年度(2023年度)の確定志願者数は42万3,180人で倍率は4.3倍であった。

 志願倍率を学部系統別にみると、「人文・社会」4.1倍、「理工」3.9倍、「農・水産」3.9倍、「医・歯」4.4倍、「薬・看護」4.4倍、「教員養成」3.1倍、「その他」4.1倍となっている。

 国公立合計172大学601学部のうち、前年度(2023年度)の最終志願倍率を超過している大学・学部等は、123大学315学部等。志願者数が募集人員を満たしていない大学・学部等は、6大学8学部等。2段階選抜の実施予定倍率を超えた大学・学部等は、51大学(69.9%)104学部等(52.5%)。

 高倍率となったのは、国立大学では前期が東京芸術大学(美術)12.5倍、後期が鹿児島大学(歯)38.0倍、公立大学では前期が釧路公立大学(経済)7.7倍、後期が静岡県立大学(看護)35.8倍、中期が下関市立大学(データサイエンス)40.2倍等。

 前期日程試験は2月25日より、中期日程試験は3月8日より、後期日程試験は3月12日より行われる。

リセマム

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