【認知症は自覚できない】認知症の新薬が出たことを嬉々として話す父。自分の治療に使ってもらえると喜んでるのかと思いきや違うようで…老々介護の父と娘【第57話まんが】
2025年3月6日(木)11時0分 婦人公論.jp
95歳、男やもめの頑固な父を、67歳の一人娘が介護する…笑って泣ける介護連載『オーマイ・ダッド! 父がだんだん壊れていく』が好評につき単行本化。この物語を原作に、主人公たちの若い頃まで遡り、家族の物語をとんがりめがねさんの漫画でお届けします。
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認知症の新薬について話す父
前話からの続き。
毎朝、父に調子を窺う電話をかけ、仕事が終われば夕飯の準備をしに実家へ向かうのが日課になっている。
↓↓↓自分が認知症とわかって話してるの?
自分が認知症という自覚はないらしい
ひょっとして父は、自分の治療に使ってもらえると思って喜んでいるのかと思ったら、違った。
認知症になると、自分が認知症だとわからないのは本当だと証明されたのだった。
↓↓↓仕事が終わったら今日も行くから
嘘なのか、忘れているだけなのか
父はどうして簡単にばれるウソをつくのか。父は親だし目上の人だ。子どもを叱るように「ウソをつくな」とは言えない。それにウソだという自覚もないのかもしれない。
本当に忘れているのかもしれないのだ。
つまり父の言動を変えてもらうことはできない。私がどうにかするしかない。
今日もまた頭を抱え、父への対応に思い悩んでしまう。
第58話へ続く。
原作はこちら
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