人生で一番役立ったスキル、「語学力」を抑えての1位は?

2025年3月8日(土)10時10分 マイナビニュース


R&Gは、「人生で一番役立ったスキルに関する意識調査」の結果を2025年3月3日に発表した。調査は、2024年12月23日〜2025年1月6日の期間、全国の男女292人を対象にインターネットにて実施したもの。また、キャリア・ブレーン取締役の白根敦子氏の考察もあわせて紹介する。
人生で一番役立ったスキルを尋ねたところ、1位は「コミュニケーション力」(25.0%)で、次いで、「語学力」(7.5%)、「パソコン活用スキル」(7.2%)、「タイムマネジメント力」(4.1%)、「文章力」(3.1%)と続いた。
コミュニケーション力に対し、「仕事でもプライベートでも役立った」との声が多く寄せられ、特に仕事において円滑な人間関係の構築や、キャリアアップに不可欠だと感じる人が多いことがうかがえる。
これから身につけたいスキルを見ると、「語学力」(30.8%)が最も多く、次いで「コミュニケーション力」(8.9%)、「ITスキル」(8.6%)、「パソコン・デジタル活用スキル」(7.5%)と続いた。そのほか、金融・投資やAI活用など、将来性のあるスキルへの関心も見られ、時代の変化に対応した学びが意識されていることがうかがえる。
白根氏によると、AIが進化し多くの仕事を自動化していく中で、人間にしかできない「感情の管理」や「共感能力」を含むコミュニケーション力が重要視されているという。
コミュニケーション力向上は、難しい問題解決や創造性を発揮するリーダーが身に着けるべき資質であり、「人間力を磨く」「人としての器を大きくする」ことにつながるため、今後ますます関心が高まるとのこと。
監修者のキャリア・ブレーン取締役 白根敦子氏は、キャリア形成支援のパイオニアである父の白根陸夫とともに 全国でプロフェッショナル・キャリア・カウンセラーを3,000人育成、日本人が幸せな生涯現役でいられるように人材育成と雇用創出の分野で活躍中。
外資系メーカー勤務を経て、友人のベンチャー企業の経営、ベストセラー作家の事務局、飲食店経営、コミュニティ運営など多彩な経歴を持つ。主な著者に、『ネ・コーチング』(ナナ・コーポレート・コミュニケーション 2010年)、『新卒がすぐに辞めない採用方法』(経営書院 2017年)がある。

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