「君は女性だから取引先に可愛がられていいねえ」 女性差別を感じた瞬間
2022年3月9日(水)23時9分 キャリコネニュース
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「女性だから」という理由で理不尽な経験をしている人もいるようだ。今回はキャリコネニュース読者から寄せられた「自分の性別がマイナスになっていると感じたこと」を紹介する。(文:谷城ヤエ)
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「成約のために費やした多くの努力を踏みにじられたように感じた」
千葉県20代女性(営業/正社員/年収350万円)は就活生時代、
「面接時に、『女の子なんだから一人暮らしはしないと』や『スカートの丈はもう少し短くしないの?』というような声をかけられてとても不快だった」
と話す。スカートに関してはもはやセクハラだろう。
東京都30代女性(設備・交通・運輸/パート・アルバイト/年収100万円)は「『君は女性だから取引先に可愛がられていいねえ』と大きな注文の成約をした後に悪意のなさそうな上司に言われた」といい、
「成約のために費やした多くの努力を踏みにじられたように感じた」
と悔しさを露わにしていた。確かにこれではやってられない。
神奈川県30代女性(専業主婦、主夫/その他/年収100万円未満)も
「研修会社にて『管理職研修の受講者は男性が多いから、女性に講師をさせるつもりがない。女性だと男性側は受け入れにくいから』」
と言われたことを明かした。女性講師を受け入れない男性管理職ばかりでもないかと思うが……。