冬の間、外に放置した汚い水槽を恐る恐る覗くと→「びっくり」「デカい」 中から出てきた生物の“予想外の姿”に反響
2025年4月12日(土)12時5分 ねとらぼ
汚い水槽の中に、まさかの……?
動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「Kazuのメダカ睡蓮ビオトープ」のKazuさん。以前は初心者だった友人にメダカと睡蓮をあげてから3年後、どんどん沼にはまっていく友人が作った「楽園」の様子を紹介し、話題となりました。
今回は冬の間に一度もエサを与えなかったという、メダカたちが暮らすビオトープの様子を紹介します。
●冬の間、放置していた
Kazuさんは冬の間、ビオトープのメダカにエサを与えないそうです。その越冬方法に対し、視聴者からは「冬の間、エサを与えなくて大丈夫?」「全くエサを与えないの?」「メダカが痩せてしまうのでは」と、心配する声が寄せられるといいます。
今回はそういった人に向けて、冬の間に一切エサを与えなかったメダカがどうなるのか、詳しく見せてくれるとのこと。メダカは痩せているのか、太っているのか、はたまた予想外の事態が起こっているのか……早速見ていきましょう。
なお動画の撮影日は3月8日で、暖かくなってから撮影のために1〜2回だけ少量のエサを与えた容器もあるとのこと。しかし全くエサを与えていない容器もあるため、今回はそちらのメダカの様子を見ていくそうです。
まず、去年生まれた若いメダカを見てみると、上から見ただけでも全く痩せておらず、元気であることが分かります。なお、この若いメダカが暮らしているビオトープはだいぶ汚れているため、現在リセットをしているそうです。
続いて若いメダカを横から見てみると、痩せているどころか、おなかがぷっくりとしていました。Kazuさんによると、若くて元気なメダカはエサを与えずに越冬させても痩せることなく、むしろぷっくりするとのこと。汚れて見えるビオトープの中で微生物や藻がたくさん繁殖していて、メダカはそれらを食べているといいます。
メダカ飼育を始めたばかりの人は、「冬の間、本当に全くエサを与えなくて大丈夫か」と心配してしまいますが、エサを与えなくても全く問題なく越冬し、暖かい春を迎えてくれるので安心してほしいと語ります。
その後、リセット中のビオトープを見てみると、イトミミズの姿がありました。メダカは冬の間、おなかが空いたときや暖かい日に、こういった生物を食べているそうです。
ただし春になって暖かくなると、ビオトープの汚れが水質悪化の原因になり、メダカの死因になってしまうことも。そのため、これからの時期はどんどん容器のリセットを行い、エサを与えていくそうです。
なお、お年寄りのメダカはどうしても痩せてしまうものの、越冬してエサを食べ始めれば太ってくる可能性もあるそうです。また、1センチ未満の小さなメダカは落ちてしまうこともあるそうですが、今年はかなり小さなメダカも無事に越冬していました。
●後日、メダカの様子は……?
3日後の3月11日。あちこちの容器を見て回ると、小さなメダカも大きなメダカも痩せることなく、無事に越冬していることが確認できました。さらに、容器の中にはメダカに混じり、ショウジョウトンボと思われるヤゴの姿も。ヤゴは処分せず、メダカとは別の環境で育てていくそうです。
3月13日、再び見て回りましたが、今年はひどく痩せているメダカはいないようです。調子が悪くて何匹か落ちてしまったという容器のメダカは少々痩せているものの、水面にあがってエサを求めています。暖かくなってきたおかげか、幸いにもだいぶ調子が良くなってきたようです。
ビオトープの中で生態系ができていることにも、メダカの生命力にも驚かされますね。なお、現在は容器を1つずつリセットし、きれいな状態にしていっているそうですよ。
●「メダカってすごいですね!」「メダカは小さくも丈夫な魚ですね」の声
動画には、「秋生まれの小さな稚魚も無事に越冬できました。メダカってすごいですね! ビオトープにしておいてホントに良かったです」「はじめて越冬しました。2匹程落ちましたが、暖かくなり元気に水上を泳ぐようになりました。メダカは小さくも丈夫な魚ですね」といったコメントが寄せられていました。
Kazuさんは「Kazuのメダカ睡蓮ビオトープ」の他にも、Instagram、X(Twitter/@kazu23kazu23k)で、メダカや睡蓮、ビオトープやアクアリウムに関する情報を発信しています。
画像提供:YouTubeチャンネル「Kazuのメダカ睡蓮ビオトープ」