【春キャベツ】例年より高めだけど、今しか食べられない!栄養を逃さないおいしい食べ方&レシピ

2025年4月25日(金)10時49分 食楽web


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●旬の食材の見分け方や栄養、おいしい食べ方を伝授する連載。今回は、「春キャベツ」です。

 冬の寒さが和らいだ時期に収穫される春キャベツ。冬キャベツと比べて、芯まで柔らかく、甘みが強いのが特徴です。例年よりまだ価格は高めの印象がありますが、今しか味わえない春キャベツは初のごちそうです。

春キャベツは甘くて、生食向き

 春キャベツは、とにかく糖度が高く、甘みの強さが魅力ですね。冬キャベツは煮込みに向いているとすれば、春キャベツは生食や、さっと火を通して食べるのがおすすめです。

 選ぶときは、葉の色や質感を目視で確認し、あまりにも黄色っぽくなっていたり、外側の葉の水分がなく、しわが寄っていたりするものは避けるのがベター。カットキャベツを選ぶ場合は、芯の色にも注目してみましょう。

 栄養も豊富で、主にビタミンC、カリウム、ビタミンK、食物繊維が含まれ、美肌、むくみ、腸活をキーワードに食材を選んでいる人におすすめの食材です。

 生のままザクザクと切って、サラダにするのもおすすめですが、「塩もみ」をして保存容器に入れておくと様々な料理に使えるので便利です。

 そこで万能な「春キャベツの塩もみ」の作り方とアレンジレシピをご紹介! ぜひ作ってみてください。

サラダにシュウマイの皮がわりにもなる「春キャベツの塩もみ」の作り方

材料(●人分)

・春キャベツ……半玉(小さめなら1玉)
・塩……小さじ1

作り方

1.春キャベツを千切りにして、塩を全体に馴染むようにもむ
【point】塩もみにしては少々塩分が足りない、くらいの味に仕上がると思います。水分もそこまでたくさん抜けないので、この「春キャベツの塩もみ」をベースに、マヨネーズを足してコールスローを作ったり、出汁醤油をかけてお浸しにしたり、調味料や食材を足すことで様々な料理に応用できます。

春キャベツのまんじゅう


蒸すと、一層春キャベツは軟らかく、甘みも増します

 シュウマイや肉まんの皮の代わりに、「春キャベツの塩もみ」を使う食べ方もおすすめ。肉だねにキャベツを包むときは、おにぎりのようにきゅっと握るとやりやすいです。


黒酢とからしでいただきます

ホタルイカと春キャベツのご飯

「ホタルイカと春キャベツのご飯」は、旬のホタルイカ1パックとご飯1合を炊き込み、炊きあがり後に、「春キャベツの塩もみ」を好きなだけ入れて蒸らして作ります。


キャプ)味付けはバターと醤油がおすすめ。お好みで卵黄も乗せて [食楽web]

 お好みですが、ご飯を炊く時にめんつゆ大さじ1を入れても良いのです。特に味付けせずに炊いて、後からバター醤油や、しょうが醤油など好きな味付けで食べるのもおすすめです。春キャベツは一緒に炊き込まず、蒸らしただけで十分やわらかく、ご飯とも馴染みます。

 春キャベツ特有の甘さと柔らかさは、まさしく自然からの贈り物です。栄養もしっかり摂れて、アレンジの幅も広い万能さも魅力です。青々とした爽やかな色味も、食卓を彩ってくれますね。

(撮影・文◎亀井亜衣子)

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