3ステップで超簡単! トルコ・イスタンブール名物「サバサンド」のレシピ
2020年5月15日(金)10時50分 食楽web
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今年のGW、楽しみにしていた海外旅行が難しい状況となった人も多いのではないでしょうか。そこで、世界各国の料理のレシピをシェフや外国人に聞いて、家で簡単に作れる料理を大公開。これなら自宅にいながらにして、じっくりと世界の味が楽しめます。
今回はトルコの屋台料理の代表格であり、日本でも専門店ができ始めるなど、いま注目の料理サバサンド。
料理人歴14年、パティシエでもある網野正徳シェフ。外国人に大人気のサクラホテルは都内に5店舗を展開するサクラホテル。
教えてくれるのは池袋にあるサクラホテルのシェフ網野正徳さん。このサバサンド、日本でいちばん最初に紹介したのは、実はこのサクラホテルといわれており、今や看板メニューとなっています。
見てもらえればわかりますが、驚くほど簡単にお店の味を再現できるんです。スーパーで無理なく買える材料で作れて、しかも調味料は塩のみ! ではさっそくレシピをご紹介していきましょう。
サバサンドのレシピ

材料(1人分)
・サバ……半身
・バゲット(パン)……1/3カット
・トマト……小1個
・紫たまねぎ……1/4個
・レタス……1枚
・塩……適量
作り方

1.サバは中の骨を取り、頭を落とし、野菜は食べやすい大きさにカットする

2.裏表しっかり塩をふる

3.180度のオーブンで片面5分ずつ焼く(オーブンがなければ魚焼き器でも可)

4.バゲットはお好みで軽く焼いておく。あとはパンに野菜とサバを挟めば出来上がり!

どうですか? とっても簡単でしょう? 調味料は塩のみ。工程は3つだけ。サバに塩、焼く、挟む──これだけでトルコの屋台料理、サバサンドの完成です! 素材の味が一つ一つしっかりとしていて、シンプルですがとても美味しいんです。
ただ、スーパーでは塩サバや生サバなど、色々なサバが売っていますよね。サバサンドには、どのサバがいちばん合うの? というわけで、生サバ、塩サバ、サバ干しの3つを買って、実際に上のレシピで作ってみました。
左から生サバ、塩サバ、サバ干し
まずは生のサバ。切るときに崩れやすく、塩をふってそのまま焼くと大量の水が出て、サイズは少し縮みます。あらかじめ塩をふり余分な水分を出しておくなど、下処理が必要です。このように少し手間がかかりますが、味と食感は抜群でフレッシュな味わいに仕上がります。
一方の塩サバですが、もともとそのまま焼いて食べるものだから、調理は簡単。焼いても身は縮まず、ふっくらとしています。焼いてもサイズも変わらず、味も調理のしやすさも全て良い感じ!
最後に試したのは干すことで旨味がギュッと詰まったサバ干し。ふっくらと肉厚で旨味も充分、脂ものってとっても美味しい! サクラホテルの味にかなり近づきました。ということで、サバサンドにオススメなのは、ズバリ「サバ干し」です!

トルコではサバは揚げてあるタイプも多いのですが、焼くことで余分な脂も落ちてヘルシーに食べられます。半身丸々使ったこのボリュームに大満足。作り方は、サバに塩、焼く、挟むでとっても簡単! そして調味料は塩のみでできるなんて。家のベランダや庭で食べたら、ちょっとしたピクニック気分が味わえますよ。
●著者プロフィール
矢巻美穂
国内、海外の旅行雑誌を中心に活動するカメラマン。趣味は温泉めぐりと食べ歩き。旬の美味しいものをその産地で食べること。著書はネパール、台湾、韓国など海外旅行フォトガイドが7冊、近著に「はじめて旅するウラジオストク」が2月に発売。また、これまで取材に行って、本当に美味しかった店や行ってよかった人気スポットを紹介する動画を公開。海外旅行、国内旅行のグルメ情報が満載!王道旅も、ディープなスポットも!
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