【30代男性のリアルな“髪事情"】「将来が不安」は7割超、AGA治療に対する関心も増加
2025年5月23日(金)11時30分 マイナビニュース
ディーエムソリューションズが運営するメディア「Collect.」(コレクト)はこのほど、「30代男性の薄毛」に関するアンケート調査を実施した。
○■約9割が将来の薄毛に不安、早期の対策を検討する人も増加
「将来薄毛の不安はある?」という問いでは、「けっこう不安(44%)」「ちょっと不安(36%)」「すでに諦めモード(8%)」と、30代男性の約9割が将来の薄毛に不安を抱えているという結果に。
「薄毛が進行していると最初に感じた瞬間」は、「写真や鏡を見たとき(40%)」がもっとも多く、「髪を洗っているとき(22%)」と合わせて日常生活で気づくことが多いようだ。
○■4割近くが同年代と比べて自分の髪が薄いと感じている
「 同年代の中で『自分は髪が薄い方』だと思うか」を聞いた。「思う(自覚してる)」と「ちょっと気になっている」を合わせると、6割近くが同年代と比べて自分の髪が薄いと感じている。
○■30代から髪のボリュームや質感減ったと感じる人は6割近く
「歳を重ねて髪の変化」に関しては、30代から髪のボリュームや質感の変化を感じる人が増加しており、「少し減った気がする(55%)」がもっとも多い割合を占めている。
一方で「髪型を決めるときに気にするポイント」は「セットの楽さ(47%)」がもっとも多く、スタイリングで薄毛対策をすることはあまり考えられていないようだ。
より手軽な帽子は「ほぼ被らない(36%)」がもっとも多く、帽子を被る理由も「日除け(21%)」や「おしゃれ目的(18%)」が多くを占めている。
髪へのダメージが懸念されるカラーやパーマだが、「したことがない(38%)」がもっとも多く、する男性でも数年に1回程度と、そもそもしない・しても積極的ではない傾向が見られる。
○■最初の行動は「ネットで原因を調べる」と「育毛シャンプー・育毛剤を試す」
「抜け毛が増えたと感じたときに最初にした行動」は、「ネットで原因を調べる(28%)」と「育毛シャンプーや育毛剤を試す(25%)」がほぼ同率で並び、セルフケアから対策を始める傾向がある。
○■30代でのAGA治療には、約6割が抵抗を感じるものの、前向きに捉える人も増加
「30代でのAGA治療」には約6割が積極的ではないものの、「早くから対策できて良いと思う(32%)」と早期治療の重要性を理解し、前向きに捉える人も増加している。
一方で「AGAクリニックの広告」には、金銭面から否定的な反応が4割を占めているものの、「怪しい」と感じる人は少なく、好意的な反応が見られる。
「彼女・パートナーに薄毛を相談できるか」は、「ちょっと抵抗がある(41%)」と「程度による(33%)」を合わせて約7割の男性が抵抗を感じていて、積極的に話すハードルの高さがうかがえる。
「薄毛が恋愛に影響するか」を聞いたところ「多少不利(38%)」「確実に不利(43%)」と不利とする考えが約8割を占めた。やはり毛量は第一印象に大きく影響すると考える人が多いようだ。
「治療による髪の維持」に対しても約7割程度が肯定的な回答を残しているが、「金額による(38%)」がもっとも多く、金銭面でのハードルは依然として高い。
ほとんどのAGAクリニックでは無料カウンセリングを提供しているが、この無料カウンセリングには約7割が興味を示しており、潜在的なAGA治療の需要の高さがうかがえる結果となった。
○■調査概要
調査対象:30代男性100人
調査時期:2025年5月
調査方法:インターネット調査
調査会社:クラウドワークス