『児童ポルノ動画』500本所持、同僚に「わいせつ行為」など... 3人の公立学校教職員・懲戒処分
2025年5月28日(水)7時0分 TREND NEWS CASTER
佐賀県教育委員会は25日、公立学校に勤務する3人の教職員に対する、懲戒処分内容を公表した。
児童ポルノ所持&提供
小学校・男性教諭(30代)は、2024年1月ごろから、SNS上で複数の人物から「児童ポルノ動画」約500本の提供を受け、所持した。

また、その動画・数十本を、SNSで複数人に提供。
「深く反省」
今年3月、教諭が警察の任意聴取を受けたことで、今回の事案が発覚した。

県教委の聞き取りに、教諭は「私の不適切な行為により、辛い思いをさせてしまった児童、保護者の方、そして多くの方に御迷惑をおかけしてしまい、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。
また「子どもたちの見本となるべき存在の教育公務員として、決してやってはいけないことだと深く反省しています」と語った。
教諭は27日付けで、懲戒免職処分。
胸を触る&抱きしめ
そして、県立学校に勤務する男性教職員(40代)は、2024年8月に職場内で、同僚である女性職員の腕をつかんで引き寄せ、同意なく胸を触った。

また、昨年9月には、職場内で女性職員の同意がないにも関わらず、抱きしめた。
この職員は、停職6か月の懲戒処分。
無理やりキス
さらに、小学校・男性教諭(40代)は、2022年9月の懇親会後、同僚である女性職員に車で送り届けてもらう途中に、同意なく体を触った。

また、車から降りる際には女性を引き寄せ、無理やりキス。
この教諭は、停職3か月の懲戒処分となった。
「飲酒を控えることを誓います」
県教委の聞き取りに「今回の件を深く反省し、今後は飲酒を控えることを誓います」と教諭。

また、県教委は「職員一人一人の自覚を強く促し、高い倫理感を持って行動するよう、市教委・学校関係者と共に、服務規律の徹底に全力を挙げて取り組んでまいります」とコメントした。