バーミヤンのロゴ、正しく描くのは至難の業らしい なぜ割れ目が上に?広報に聞いてみると...
2020年6月13日(土)20時0分 Jタウンネット
突然だが、「バーミヤン」のロゴを描いて(あるいは思い浮かべて)みて欲しい。そう、あの中華ファミリーレストランの看板にあるイラストだ。
どんな形になっただろうか。おそらく、桃型のロゴが描けた人が多いはず。
では桃の割れ目は上と下、どちらを向いていただろうか。
ちょっと見て欲しい画像がある。こちらだ。

こちらは、ツイッターユーザーのアマチュアダックスフンドさんが「色んな人にバーミヤンのロゴを描いてもらった」として投稿したイラストだ。
いずれも、割れ目は下に付き、葉っぱのようなものも見える。桃っぽい書きぶりだ。だが、こちらのロゴは本家と微妙に違うのだ。こうした結果について、投稿者は、
「やはり誰一人として『正しい割れ目の向き』を把握してないということがわかりました」
とこぼす。
そう、バーミヤンのロゴは、下向きに割れ目が付いているわけではない。正しくは上向きである。

結果を広報に伝えると...
バーミヤンのロゴをめぐるこの驚きの事実(?)に、ツイッターでは、
「おしりやんか(笑)」
「確かに私もそう書いたw」
「桃太郎のイメージが強すぎる」
といった反応が寄せられている。やはり、割れ目は下にあると思い込んでいた人が多いようだ。
ちなみに筆者の友人にも描いてもらったが、下向きの桃だった。桃太郎の桃をイメージしたという。
6月4日にはバーミヤン公式ツイッターが「どの作品も素敵です!!」とミニチュアダックスフンドさんの投稿に反応。まさかの公式認定作品(?)になってしまったようだ。
9日、Jタウンネットがバーミヤンを運営すかいらーくの担当者に、投稿を見た感想を聞いてみると
「純粋に嬉しいです。最近の状況下で、バーミヤンを思い出し、ご友人との話題にしてもらえたことが、ありがたいと思いました」
と述べる。
上向きに割れ目が付いている理由についても尋ねたが、担当者からの返答は「詳細は承知しかねるので、お答えが難しい」だった。
デザインはあくまで桃をモチーフにしたもので、バーミヤンとはアフガニスタンにある古都「バーミヤン」が由来という。
ただ、多くの人が下向きにロゴを描いてしまった原因を推測してもらうと
「バーミヤンの桃は上に包合線(割れ目)が描かれていますが、世の中の一般的なイラストはほとんど下なので桃のイラストイメージ自体が下なのでは?と思います」
とした。
みなさんは、正しくロゴを描くことができただろうか。