「カッコー」「ピヨピヨ」、信号機メロディに地域差ある?

2017年7月8日(土)6時0分 Jタウンネット

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2017年6月26日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、信号機の音について調査をしていました。


横断するときに音楽のなる横断歩道、その音楽に地域性はあるのでしょうか?


視覚障害者にもやさしい工夫が


信号機の音について街頭インタビューをしてみると、地元の人、県外出身者ともに「カッコー」の音や「とおりゃんせ」の音楽が一般的でした。石川県警察本部交通管制センターの方の話によると、音の鳴る信号機の設置のルールは、交通量の多いところが「カッコー」で、十字路がある場合その反対側の信号が「ピヨピヨ」の音と決まっているそうです。


平成15年以降、全国的に信号機の音は「カッコー」と「ピヨピヨ」の2種類に統一する方針となり、県内もそれに倣った形となりました。県内の音の鳴る信号の設置率は、2351ヶ所の交差点のうち、362箇所で15.4%、全国5位と高い設置率を誇っています。


視覚障害者の視点から見ても、音を全国で統一したほうがわかりやすいとの声があがったそうです。また、「カッコー」や「ピヨピヨ」の擬音式は、前と後ろの信号で交互に鳴る「鳴き交わし方式」となっており、どちらにどれくらい進んでいるのか分かりやすいという利点があります。


音楽にすると前と後ろの信号で交互に鳴らすことができないので、擬音の鳴き交わし方式を採用し、聞こえやすく親しみやすい鳥の声をモチーフにしました。


普段何気なく聞いていた信号機の音、実は奥深いものだったのですね。(ライター:りえ160)

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