「UFOは別次元の存在」UFO研究の泰斗ジャック・ヴァレが発言! 宇宙人は異次元人か!?

2023年7月20日(木)7時0分 tocana

 宇宙の彼方からやってきていると考えられるUFOだが、実はUFOも宇宙人もそのホームは我々と同じ地球であるのかもしれない。天文学者でUFO研究家のジャック・ヴァレ氏は、UFOに関連する超常現象はほかの世界や高次元の存在が関与していると説明している——。


UFOはパラレルワールドか異次元から来ている!?

 そもそもエイリアン(Alien)という言葉は「外国人」を意味しており、それを地球レベルで用いるとすれば「地球外人」ということになる。したがってUFOに乗ってやって来る“エイリアン”は地球外の存在であることが前提だ。


 しかし本当に“エイリアン”は地球外人なのか? 天文学者でありベンチャー投資家であり、コンピュータ科学者、作家、そしてUFO研究者でもあるジャック・ヴァレ氏は、UFOに関連する超常現象には、ほかの「現実」や「次元」からの訪問が関与していると述べている。このアイデアは、これらの“代替現実”が、我々の現実と並行して存在する“パラレルワールド”や“異次元”の存在を示唆している。


 ヴァレ氏にならえば、UFOは遠い宇宙の彼方からやって来ているのではなく、我々が今いるこの場所の“パラレルワールド”や“異次元”からやって来ていることになる。


 1969年に出版されたヴァレ氏の著書『Passport to Magonia: On UFOs, Folklore, and Parallel Worlds(マゴニアへのパスポート: UFO、民間伝承、パラレルワールドについて)』の中で、我々の宇宙と共存するパラレルワールド(平行世界)という考えを提唱し、UFO(未確認飛行物体)の地球外起源説に反対する立場を表明したのである。


 さらにヴァレ氏は「ロズウェル事件」などのUFO墜落事件は、パラレルワールドや異次元から来ている謎の訪問者によって画策された特定の目的を持った意図的な出来事であると示唆している。


 ヴァレ氏はまず、UFO墜落をめぐって多くの場合その証拠や証言が脆弱で矛盾していることを指摘する。また墜落現場とされる多くの場所は独立した専門家によって適切に調査も検証もされておらず、さらに宇宙人の遺体やUFOの破片に遭遇したと主張する目撃者や内部告発者の信憑性に疑問を呈し、彼らが信頼できないか、あるいは何らかの“下心”がある可能性があることを示唆している。


 続いてヴァレ氏は想定される宇宙人の宇宙船と素材の物理的特徴は物理学や工学の法則に反していると考えられるのだが、これらの異質性は我々の理解不足のせいではなく、謎の訪問者による人間の知覚の意図的な操作の結果であると説明している。


 ヴァレ氏によると、UFO墜落の目的は人類との直接的コミュニケーションではなく、むしろ現実についての我々の仮定や信念に疑問を投げかける複雑で謎めいたシナリオを作り出すことだという。彼はこれらの墜落事故が触媒として機能し、好奇心、恐怖、畏怖、懐疑、否定、魅了など、さまざまなグループの人々からさまざまな反応を引き起こし、これらの反応は人類の意識と文化に関してUFO知性体によって行われている進行中の実験の一部であり、潜在的に我々の将来の進化に重大な影響を与えるものであるという。


 ヴァレ氏はUFOの活動の最終的な目的や動機が分からないことを認めている。しかしそれは人類に敵対的でも慈善的でもなく、我々の繁栄には無関心であると彼は主張する。ヴァレ氏は我々自身の期待や願望のみに基づいてUFO現象を解釈することに対して警告し、偏見のない批判的なアプローチを維持することを提言する。


 最終的にヴァレ氏は現実の多次元的性質を含み、現在のサイエンスを超えた別の形態の知性と意識の可能性に対応できる新たなサイエンスの枠組みの構築を提唱しているのだ。


 ひょっとするとUFO現象は人類の“次元上昇”や“アセンション”に関わる出来事なのだろうか。ヴァレ氏によって実に興味深い視点が提案されていることは確かだ。


■UFOは時空を歪めている!?

 超常現象研究家のジェシー・ミシェルズ氏のYouTube番組に出演したヴァレ氏は目撃者の異次元体験を含む非常に奇妙なエイリアン・アブダクション事件(宇宙人による誘拐事件)について語っている。


 ヴァレ氏はサンノゼで自宅の上空にUFOが飛来してきた女性アブダクティー(誘拐された人)の話を紹介し、UFOはどれくらいの大きさだったのかを女性に聞くと「家と同じくらいの大きさでした」と答えたのだった。ちなみに女性の家は決して豪邸ではなく標準的な一戸建て住宅だ。


 その後、女性は“エイリアン”に導かれてUFOの中に入ったのだが、ヴァレ氏がUFO内部の広さを尋ねると「映画館くらいの広さでした」と答えたのだった。つまりUFOの内部は外から見るよりもかなり広いというのである。


 同様の現象は先月に紹介したアメリカ人弁護士ダニエル・シーハン氏が代弁した内部告発でも報告されている。


 シーハン弁護士は英紙「Daily Mail」に対し、墜落UFO回収プログラムの内部関係者と思われる匿名の人物から墜落の衝撃で部分的に地中に埋め込まれた直径9メートルの円盤型UFOについて話したことを代弁し、墜落したUFOの内部は“時空が歪んで”いたというのである。


 告発者によると回収作業者にUFOの機体の一部がスライドして人間が入れるほどの隙間が空き、メンバーの1人が中に入ったという。


 4時間が経ってようやく出てきた男性は、よろめきながらめまいと吐き気を訴えてグッタリとその場にしゃがみ込み、UFOの内部は驚いたことにサッカー場ほどの広さであったと説明したのだ。しかも男性はせいぜい1、2分しか中にいなかったと訴えたのである。


 UFOがパラレルワールドや別の次元から来たものであれば、UFO内部の時空が歪んでいたとしても不思議ではないのかもしれない。むしろ謎の訪問者が意図的に人間に時空の歪みを体験させるためにこうしたギミックを用意したのかもしれない。


 FBI(連邦捜査局)の文書保管庫から発見された「メモ6751(Memorandum 6751)」はUFOが多次元の存在であることを示唆する最初の報告の1つで、宇宙人の存在を認めている。


 報告書によると他の惑星からだけでなく、他の次元からの生き物も我々を訪れており、それらは我々の物理的な宇宙と共存する“エーテル層(etheric plane)”から来たものであり、半透明の巨人として現れる物質化された実体であると説明されている。


 はたしてUFOは異次元やパラレルワールドからやって来た存在なのだろうか。UFO現象が我々のサイエンスと世界観を大きく揺るがすものであることは間違いないようだ。



参考:「Howandwhys」ほか

tocana

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