極旨で感動! 横浜中華街の行列店『山東』の絶品「水餃子」をお取り寄せしてみた
2020年10月9日(金)10時50分 食楽web
食楽web
横浜中華街に、30年以上の歴史を持つ中国家庭料理店『山東』があるのをご存知でしょうか? この店は週末になると、行列ができるほどの人気店。中国・山東省出身のママが作る本場の家庭料理が味わえるのですが、チャーハンや炒め物、点心どれもが一味違う美味しさなのです。それは、横浜中華街で初めてミシュランのビブグルマンに選ばれたことでも証明されています。
『山東』2号店の外観。夜の雰囲気もまたよし。3階建てで収納人数も多い
しかし、その人気の秘訣はなんといっても名物の「水餃子」にあります。もちもち、ぷりぷりの肉厚な皮と、たっぷりの餡のコンビネーションが、「食べたことない食感、美味しさ!」とやみつきになる人が続出。食べ応えも満点で、お店では10個単位でしか注文できないので一皿で大満足&満腹になります。
一つ一つ、丁寧に手作り。このニラいっぱいの餡がたまらない!
水餃子の餡には鹿児島産のもち豚とたっぷりのニラ、ショウガが入っています。「このもち豚はとてもコクのある肉感で、ニラの風味を引き立てる」んだとか。その餡が小麦粉と塩で作られたもちもちの皮に包まれています。
そんな『山東』の「水餃子」。なんと手軽にお取り寄せできると知って、早速注文してお家で味わってみました。さて、あの忘れられないお店の味を再現できるのでしょうか?
茹でるだけで店の味をそのまま自宅で体験!
山東のホームページから注文したのは、王道の「水餃子」20個セット。10個入りが2パックと“特製ココナッツだれ”が付いてきます。ついでに、「セロリ水餃子」も一緒に購入。早ければ翌日には届くという超スピーディーな対応にまず、心が躍りました。
20個単位で購入可能。1830円(税別)。10個単位でパッケージされており、特製ココナッツだれが別途ついてきます
ワクワクしながらダンボールを開けると、丁寧にパッケージされた冷凍の水餃子が4パック入っていました。本日の夕飯はこれだけでも十分。餃子は結構栄養が詰まっていますからね。
茹でている段階からプリプリ感が伝わってきます
作り方は簡単。沸騰したたっぷりのお湯の中に冷凍のまま水餃子を入れ、餃子同士がくっつかないように優しくかき混ぜます。再び沸騰したらコップ1杯の差し水をして茹でていきます。これを3、4回繰り返すこと約10分。全ての水餃子が水面に浮かんでいれば完成です。つまり、茹でるだけ!
「特製ココナッツだれ」が美味しさを格段にアップ!
ニラがたっぷり!
皿に盛った水餃子は、半端ないほどのぷりぷり感! このぷりぷり、もちもちの食感の秘訣は「小麦粉、食塩、水の配分がポイント」なんだそうですが、それ以上は企業秘密だそうです。そして餡にはたっぷりのニラ。この食感とニラ香る美味しい餡の合わせ技で、どこを取っても至福の美味しさを楽しめます。
このココナッツだれがとにかく旨い!
そして、この美味しさを際立たせているのが「特製ココナッツだれ」。粉末状になっているので、醤油(オススメは薄口醤油)で溶きます。この粒だったココナッツだれのまろやかな味わいが、『山東』だけの唯一無二の水餃子に仕上げているんですね。
セロリ水餃子や焼き餃子も絶品!
セロリ好きなら、緑色の「セロリ水餃子」もオススメです。一口食べると、セロリの香りがふわり。コリッとした食感も楽しめます。普通の水餃子と一緒に皿に盛れば、彩りも豊かで食卓で映えますよ。
店舗で食べた時の様子。こんな焼き具合で仕上げましょう
水餃子にハマった人はぜひ「焼き餃子」もお試しあれ。水餃子のもちもち感がありながら、カリッと香ばしい皮の食感も楽しめるんです。著者はこの『山東』の水餃子(焼き餃子も!)が今まで食べた中で一番美味しい! と感じています。是非お取り寄せして、その奥深い味わいを堪能してみてください。
(撮影・文◎草地麻巳)
●DATA
山東 2号店
住:神奈川県横浜市中区山下町150-3
TEL:045-212-1198
営:11:00〜23:00(L.O.22:30)
http://www.santon.co.jp/
※HPからお取り寄せできます。※1号店は現在、休業中となります