プロのバーテンダーが伝授! 大人として覚えておきたい「王道カクテル」5選

10月10日(木)12時0分 食楽web

プロのバーテンダーに聞いた、大人として覚えておきたい「王道カクテル」5選
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 この秋から新しいことを始めてみたい、またはワンランク上の時間を過ごしてみたい。そんな時に、例えば“行きつけのバーを作る”というのはいかがでしょうか? 1人でゆっくり飲みたい、または親しい友人と穏やかに会話を楽しみたい、といったシーンで、極上のカクテルとともに過ごす時間は格別です。

 とはいえBARに行きなれていない人にとっては、そもそも何を頼めばいいの? どんなお酒があるの? なんて不安な人もいるかと思います。そんなBARビギナー向けに、今回は「クラシックカクテル」と呼ばれる、オーソドックスなカクテルを5つご紹介します。

オーナーバーテンダーの石垣忍さん。国際的な美術展、老舗高級ブランドのオープン記念等でイメージカクテルの考案に当たるなど、多方面で活躍
オーナーバーテンダーの石垣忍さん。国際的な美術展、老舗高級ブランドのオープン記念等でイメージカクテルの考案に当たるなど、多方面で活躍

 今回クラシックカクテルについて教えてくれるのは、渋谷にある『Bar 石の華』オーナーバーテンダーの石垣忍さん。2002年、全国バーテンダー技能競技大会で優勝し、翌年『Bar 石の華』をオープン。2005年には、国際バーテンダー協会公認の世界大会に日本代表として出場。最も権威のあるシニア部門(29歳以上)において優勝も果たした、日本を代表するバーテンダーの1人です。

バーの実力がわかる「ジントニック」

「ジントニック」1170円。爽快感、ドライな味わいを楽しむカクテル
「ジントニック」1170円。爽快感、ドライな味わいを楽しむカクテル

 その名の通り、ジンとトニックウォーターで作る「ジントニック」。割合やジンの種類などにより、そのバーの個性や実力がわかるとも言われるカクテルです。『Bar 石の華』では、爽快感を意識して、ライムのスライスとカルダモンパウダーのスパイスを入れています。

 使用しているジンは「No3ロンドンドライジン」。300年を超える歴史を持ち、現在もエリザベス女王とチャールズ皇太子から御用達指定を受けるワイン商ベリー・ブラザース・アンド・ラッド社のプレミアムジンです。

カクテルの王様「マティーニ」

「マティーニ」1480円。これもバーに行ったらオーダーすべきカクテルの一つ
「マティーニ」1480円。これもバーに行ったらオーダーすべきカクテルの一つ

 そして、カクテルの王様と呼ばれる不動の人気を持つのが「マティーニ」。ドライジンとフレンチベルモットのペアリングは、透明感のある、飲みやすい一杯。こちらもジントニック同様、バーの個性や実力がわかると言われるカクテルです。ジントニック同様、最初の1杯目としてオーダーするのもおすすめ。程よい苦味、そして香りは、まさにキング・オブ・カクテル。バーに行ったら必ず頼みたいお酒です。

柔らかい口当たりの「マンハッタン」

「マンハッタン」1370円。実はアルコール度数は高め。
「マンハッタン」1370円。実はアルコール度数は高め。

 マティーニが王様なら、女王は「マンハッタン」。口当たりが柔らかく、飲みやすいので、女性にも好まれるカクテルです。『Bar 石の華』では、ウッドフォードリザーブのウイスキーに、店でブレンドしているオリジナルのベルモットで作っています。「よりウイスキーとのマッチングを良くなるように、ベルモットをブレンドしております」(石垣さん)。

ハードボイルド小説に出てきたカクテル「ギムレット」

「ギムレット」1270円。ジンベースのショートカクテル
「ギムレット」1270円。ジンベースのショートカクテル

 生まれたのは19世紀後半と言われる「ギムレット」。『Bar 石の華』では、ビーフィータージンにフレッシュライム、そして和三盆糖を使ったシュガーシロップで作っています。「甘みと酸味のバランスを考え、強調した味わいになっています」(石垣さん)。レイモンド・チャンドラーの小説『長いお別れ(ロング・グッドバイ)』に出てくる名セリフ「ギムレットには早すぎる」で有名になったと言われているカクテル。洋書やハードボイルド小説を読みながら、静かに味わうのもいいかもしれませんね。

より男性向けのカクテル「オールドファッションド」

「オールドファッションド」1580円。ウィスキーの香りを楽しんで
「オールドファッションド」1580円。ウィスキーの香りを楽しんで

 最後はアメリカンウイスキーベースのカクテル「オールドファッションド」。世界中で流行っているクラシック・カクテルの一つで、『Bar 石の華』でもよく出るカクテルとのこと。18面体の氷「ルビーアイスキューブ」がゆっくり溶けるのを見届けつつ、じっくりと味わいたい一杯。「ウイスキーの香りが立つ、より男性向けのカクテルですね」(石垣さん)。これもまた、バーテンダーによって味や個性を感じることができるカクテルです。

ずっと愛され続けているカクテルを引き立てる、グラスの美しさにも注目
ずっと愛され続けているカクテルを引き立てる、グラスの美しさにも注目

「食前でも食後でも、どんなシーンでも、時間をゆっくり楽しむような感じで過ごしてもらいたいです」と語る石垣さん。『Bar 石の華』は、毎月メニューが変わるので、旬を感じる、その月のマンスリーカクテルを楽しむのもおすすめです。

 これからの季節は、秋の果物や野菜のほか、フレッシュハーブ、わさびや生姜などジャパニーズハーブ、薔薇などのオリジナルカクテルも登場。王道カクテルとともに、ぜひ旬の美味しさを味わってみてはいかがでしょうか?

(撮影◎宮川朋久 取材・文◎石澤理香子)

●SHOP INFO

Bar 石の華

店名:Bar 石の華

住:東京都渋谷区渋谷3-6-2 第2矢木ビル B1
TEL:03-5485-8405
営:18:00〜翌2:00
休:日曜、祝日
※チャージ料金500円。2019年10月以降価格変更の場合あり

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