【ボートレースコラム】やった!菅章哉 ついにG1初優勝 予選トップ通過からの王道で決めた
2025年4月25日(金)4時30分 スポーツニッポン
芦屋を担当していた保裕一郎記者が4月から東京へ舞い戻ったため、今月限りのピンチヒッター。約1年ぶりの「侍」登場で締め切りをすっかり忘れており、岐阜競輪へ向かう新幹線の車中でパソコンを叩いてます。
ボートレース取材は3月がSG若松クラシック、今月はG1宮島71周年記念の前検日と下関ルーキーシリーズ第8戦4日目の2日間のみ。それでも濃密でした。クラシックは地元で優出を果たした西山貴浩(37=福岡)と塩田北斗(37=福岡)の奮闘に感動し、宮島では、3月15日のまるがめで頭蓋骨骨折、額を15センチほど縫う大ケガを負っていた西橋奈未(28=福井)が復帰を決断したド根性ぶりに驚き。しかも予選3勝を挙げ2号艇で準優入り。またまた驚かされた。続くからつでも優出。もう驚きません。このプロ魂が“西橋奈未”です。
そして“ガースー”がやりました。菅章哉(36=徳島)が津73周年記念をV。デビューから15年6カ月目、5度目のG1優出で待望のG1初優勝を飾った。低調機に苦しんだクラシックは「チルトは3度では足りない。7度か8度で行きたい」や「エンジンが花粉症」の迷言が出たが、津は予選首位から王道V。これからも「お客さんの見たいレースをするのが仕事」の思いを胸に走り続ける。次は捲ってのG1優勝も見たいな。(本間 正則)