「日本のプロレス」はフリーメイソンによって作られた? 力道山暗殺にも関与か

2023年10月26日(木)17時0分 tocana


 日本で初めてプロレス興行を行なったのは「フリーメイソン」なのか? 秘密結社として知られるフリーメイソンは慈善団体という面も持ち合わせており、敗戦後の日本でチャリティー活動の資金を得るためにプロレスを広めたといわれている。


 1951年9月30日、旧両国国技館で日本初のプロレス興行が行なわれたが、当時はアメリカのレスラーしかおらず観客も米軍関係者の家族しかいなかった。そこで、当時力士を引退したばかりの力道山が日本人プロレスラーとして白羽の矢が立ち、力道山はアメリカで修行を行なった末に次々とアメリカ人レスラーを倒していくという、まさしく日本のヒーローとなった。


 プロレスはフリーメイソンによってもたらされた娯楽であったといわれているが、フリーメイソンがプロレス興行を行なったのは、単に慈善活動のためではなかったという説が存在している。戦後の日本で戦勝国のアメリカは、発展途上国がそうであるように日本で暴動が起こることを恐れていた。


 日本人の団結力が脅威となることを知っていたアメリカが、日本人の鬱憤感情のガス抜きとして広めたのがプロレスであったというのである。また、プロレスを通して日本人を欧米文化に染め上げ、日本人の奴隷化を促進することを計画したものであったともいわれている。


 また、力道山は今でこそ在日韓国人であったことが知られているが、当時は業界の中でもそれに触れることがタブーとされていたという。GHQが在日系の人々を利用することで日本分断を考えていたという説もあり、力道山をヒーロー化することによって彼の出自から目を逸らすという思惑があったのではないかともいわれている。


 力道山は1963年に暴力団員の男性に腹部を刺され、その後亡くなっている。これは、力道山が絶大な人気を得て傲慢となり、フリーメイソンの意向に沿わず身勝手な行動をとるようになったため始末されたのではないかと、あくまで噂として囁かれている。


 さまざまな思惑の中で日本に持ち込まれたとされるプロレスであるが、本来の思惑がその通りに働いたかは定かではない。むしろ日本においてプロレスは、独自の進化を展開するに至った。


 歴史上、韓国が中国から伝わった儒教をそのままに受け入れたことで属国化していた反面、日本は独自に儒教を吸収し発展させたことで完全なる属国化を避けたといわれているが、プロレスにおいてもそうした日本の変容力が発動したのではないだろうか。


参考:『日本人奴隷化計画』(山口敏太郎/飛鳥昭雄)、『フリーメイスンの謎と正体』(秘密結社の謎研究会)


【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】


tocana

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