【開けるな危険】呪いが封じ込まれている…謎の「魔女ボトル」が海岸に漂着

2023年11月30日(木)20時0分 tocana


 浜辺に漂着したボトルをよく見ると、中に手紙が入っている……というのはなかなかロマンチックなものだが、地域によっては恐ろしいものが瓶に込められていることがあるようだ。


 先日、アメリカはテキサス州のコースタル・ベンド地域の海岸に、奇妙な封のされたボトルが漂着して話題になっている。このボトルに入っているのはどこかの誰かへ送った手紙ではなく、なんと「呪い」だというのだ。


 このような瓶は欧米では「魔女のボトル」と呼ばれており、その起源は16世紀にまで遡る。言い伝えによれば、一見何も入っていないように見えても、その中には呪文あるいは悪霊が閉じ込められているという。


 何年にもわたってこの瓶をいくつも発見・収集している研究者のジェイス・タンネル氏は、最近メキシコ湾のビーチで見つけた瓶の写真をSNSに投稿。この瓶は”持ち主に向けられた有害な意志を引き寄せ、閉じ込める “ために作られた “カウンター・マジカル・デバイス “だと説明している。


 その昔、魔女や魔術の心得のある人は自分が何らかの呪いやまじないに狙われていると感じた時に、その邪悪な意図を取り除くために「鉄の爪や爪の切りくず、人間の髪の毛」などを瓶に詰めて川や海に流したという。これらの中身に引き寄せられ、呪いは不発に終わるのだとか。しかし、呪いは瓶に封じられて残り続けることになるため、もしそれらしき瓶を見つけても開封してはならない、とタンネル氏は語る。


 この度テキサス州で発見された瓶には日付等が解るものがなく、西アフリカや南米など遠くから来たものである可能性があるとのことだ。


 もしあなたが浜辺に封のされたボトルを見つけたら、中身には注意したほうがいいかもしれない。そこにはロマンチックな手紙ではなく、行き場を失った呪いが込められているかもしれないのだから。


関連記事:Coast to Coast AM


【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】


tocana

「漂着」をもっと詳しく

「漂着」のニュース

「漂着」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ