起業って何をやればいいの?仲間を集めるには?その答えがきっと見つかる、Startup Hub Tokyo TAMAの『起業ゼミ』
2025年3月28日(金)13時0分 PR TIMES STORY
TOKYO創業ステーションTAMAは、2020年7月にオープンしてから、大学が多く集まる多摩エリアという立地を考慮し、学生に向けたコミュニティ形成に力を入れてきました。
起業に興味がある人なら誰でも参加できるよう随時開催している交流会や連続講座で起業を知り体験できるTAMA起業ゼミ、アイデアをビジネスにしたい方のためのアクセラレーションプログラムなど段階に応じてコミュニティに参加できるよう設計しています。
4月以降も毎月定期的に交流会を実施し、6月にはTAMA起業ゼミ16期、秋にアクセラレーションプログラムを展開予定しております。
これに先立って、『起業ゼミ』出身の5名の方にお越しいただき、起業ゼミで学んだことや印象に残っているエピソードのクロストークを行いました。
◆クロストーク参加者
浅井しなのさん(以下・浅井)株式会社asai代表取締役、経血から健康状態をモニタリングする検査キットを開発する「フェムテック・スタートアップ」を経営
酒向宇大さん(以下・酒向)謎解きイベント団体代表、地域活性化を目的にイベント開催実績多数
須永彩乃さん(以下・須永)フリーランスクリエイター、デザイン・PR・アニメーションの映像編集など幅広く制作
住田葉音さん(以下・住田)WANDER WITH JAPAN代表、インバウンド向け体験型観光とSNSを通じた日本の魅力発信に取り組む
田中彰仁さん(以下・田中)食品商社ベンチャーON FOODS代表、「全ての生産者が活躍できる場所を創る」を掲げ食品プラットフォームを運営
(以下、動画の文字起こし)
最初のテーマです。あなたはなぜ起業しましたか。
浅井「就職活動をしていたんですけど、コロナ禍が始まって、採用活動がストップしてしまい……。自分ゴトの悩みを解決したいという思いになり、どうせならチャレンジしてみようかなと思って起業を決意しました」
酒向「自分の地元は渋沢栄一の故郷(埼玉県深谷市)で、歴史的な建造物がたくさんある中で、あんまり人がいないんです。地域を盛り上げられたらなと思って始めました」
──彼らは、東京都の創業支援拠点「TOKYO創業ステーションTAMA」にある「Startup Hub Tokyo TAMA」から生まれた、若き起業家たち。
Startup Hub Tokyo TAMAでは、起業に興味のある学生や若者世代へ向け、25歳以下限定の「起業ゼミ」を無料で開催しています。
この5人も、起業ゼミに通うまでは、さまざまな悩みを抱えていました。
須永「有料のセミナーとかで、自分の身になるものは得られるの?」
浅井「起業って、そもそも何をしたらいいか分からない……」
そんな5人のクロストークから、学生や若者世代に伝えたい起業のススメ。
──彼らはどんな学生時代を過ごして起業を志したのでしょうか。そこにはまだ記憶に新しいあの出来事も関係していました。
浅井「薬学系の大学なんですけど、卒業研究とかをするような時期にちょうどコロナ禍が始まってしまって。一番面白い理系の研究っていうところを経験できずに卒業してしまった。その反動で何かに挑戦したい、大きなことに挑戦したいみたいな気持ちが結構あったかな」
酒向「入学してすぐ、ずっとオンライン授業、みたいな……。大学生ってこんな感じで、つまらないのかなって思った」
住田「高校2・3年の頃にコロナ禍が来まして、家に居ないといけない状況があった。大学に行って何を勉強したいかまだ分からなかったので、とりあえず大学に行かずにフラフラしようって思って。そこで起業ゼミにたどり着いたんです」
田中「(高校卒業後)このまま大学に進んで、そこから先、俺ってどこに行き着くんだろうと思って」
一同「あ〜」
田中「どっちにしろ、大学に行くには奨学金を借りることが前提だったので、大学に行く必要性がそこまで無いのであれば、自分の事業のために借金した方がいいじゃないですか」
それぞれの理由で起業に興味を持った5人。
その後、Startup Hub Tokyo TAMAと出会うまで、抱えていた悩みとは。
須永「そもそも“ビジネス”がなにかっていうのを全く知らない状態の大学1年生の時に、学べるところないかなって色々調べていたんです。有料のセミナーとかで……」
浅井「あ〜、ありますね」
須永「すごい高額なお金を払って、本当に自分の身になるものが得られるんだろうか、って(悩んでいた)」
浅井「本当に周りに起業家はいなかったので、起業ってそもそも何したらいいか分からない状態でした」
酒向「自分は仲間集めに困っていたので、同じ学生起業家の仲間見つけたいな、って。ゼミに参加してみて、意外と同じことやりたい人っているんだってことに気付いて、起業へのハードル下がったのは自分の中で結構大きな変化だったと思いますね」
はじめは、軽い興味から。5人が起業ゼミで学んだ、忘れられないことは?
須永「『この1週間で売上出してください』とか……。あと『仮説検証してみてください』みたいな。来週の発表までにこれやらなきゃみたいな形で行動しないと成果が上げられないっていうことを自分の中ですごく学んだので、行動しなきゃみたいな考え方に変わりました」
住田「ゼミの中で『1人目のお客さんを見つける』みたいなセッションがありました。ビジネスを始める時に、ばーっと一気にサービスを広げるんじゃなくて、まずはちっちゃいところから、1人目のお客さんを見つけるところからやっていけばいいんだなと思って。具体的に考えるきっかけになったのがすごく印象的でした」
田中「ここは、何か安心感じゃないですけど……、やっぱり相談できる相手がいるっていうのがある」
浅井「ほんとにそうですよね……。(起業する人は)めちゃくちゃ孤独ですよね。私も起業から4年やって、すごい孤独をいつも感じてるんですけど、未だに感じてるんですけど」
田中「(起業家が)相談できる相手がまずいないっていう」
浅井「そうですね……。やっぱり、代表とチームメンバーとの孤独感の差がすごくあるというか。どうしてもちょっと孤独だなと感じる部分は多いんですけど、同じく挑戦しようとしてる人達、同じ悩みを抱えてるんだなって思うと心強いですよね」
田中「メンバーに弱音吐けないですよね」
起業のことだけでなく、人生や働き方のことを考えた経験を通して、
いまの学生や、過去の自分に伝えたいこと……。
浅井「コンシェルジュさん(Startup Hub Tokyo TAMAに在籍している起業経験者の先輩)に、『起業はノーリスクだよ』って言われたんですよ。……確かに起業することって、すごいリスクが高く感じる。でも、起業して挑戦していく中でいろんな失敗があったとしても、それは絶対今後の自分の人生に活きていくものだからっていうところで、その言葉がすごくしっくりきた」
酒向「それで言うと、自分は凡人な方で。リスクを取れる人間じゃないんですよ。ただ、起業っていう選択肢を考えた時に、一番リスクを取れる時期って大学生だと思っていて」
浅井「なるほど」
酒向「社会人になりながら起業っていうと、就業時間が終わってからとか土日の活動になると思うんですけど、大学生だと結構時間があって、さらに『新卒カード』が残っている中で、起業ができる」
住田「確かにってすごく思った……。いいなぁ、大学生(笑)」
同世代と励まし合い、時に競い合いながら起業に向けて成長できるStartup Hub Tokyo TAMAの『起業ゼミ』。
ここから次に羽ばたく起業家はあなたかもしれません。
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