北海道・道東で記録的大雪 帯広は一晩で急増し53年ぶりに積雪120cm
2025年2月4日(火)8時10分 ウェザーニュース

2025/02/04 08:14 ウェザーニュース
昨夜から雪の強まっている北海道の道東太平洋側では記録的な大雪となっています。今後も更なる積雪の増加や猛吹雪、吹き溜まりの発生による車の立ち往生などに警戒が必要です。
立ち往生が発生しているという報告も

北海道の西の日本海に低気圧があり、発達しながら徐々に北上しています。この低気圧の影響で南東から湿った風が吹きつけている北海道・道東の太平洋側では昨夜から強い雪が続いていて、8時までの12時間降雪量が観測史上一番の112cmとなりました。帯広市では8時の積雪が120cmとなり、1972年以来53年ぶりに120cm以上の積雪となりました。十勝地方や釧路地方には大雪警報、根室地方には暴風雪警報が発表中です。
雪の目先のピークは十勝地方で昼頃まで、根室・釧路地方で夕方頃までの予想です。大雪による更なる積雪の増加や吹雪による視界不良、吹き溜まりによる車の立ち往生の発生などに警戒してください。不要不急の外出はなるべく控え、やむを得ない場合は十分に注意してください。
この後は道東オホーツク海側でも雪が降りやすく、一時的にドカドカと強まるおそれもあるためお気をつけください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)