本能寺の変の1582年、信長が家康をもてなしたメニューを模型で再現…京都で「和食」展

2025年5月9日(金)13時54分 読売新聞

多様な大根のレプリカが飾られた展示会場(京都文化博物館で)

 2013年に国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産にも登録された「和食」の魅力や歴史を紹介する特別展「和食 日本の自然、人々の知恵」(京都府など主催)が、京都市中京区の京都文化博物館で開かれている。7月6日まで。

 和食文化を生み出した日本の豊かな食材や調理法の歴史などを約400点の資料で解説している。

 和食の定番食材・大根は国内に約800品種存在するとされ、その中でも細長く1メートル以上にも育つ守口大根や、京野菜の聖護院大根など25種の精巧なレプリカを飾り、ユニークなフォトスポットとした。

 各時代の食事を紹介するコーナーでは、室町幕府将軍・足利義晴が祇園祭を見物した際に食した献立や、1582年に織田信長が徳川家康をもてなしたメニューの再現模型を用意した。

 大津市の女性会社員(61)は「16メートルにもなる昆布の標本など、驚かされる展示ばかりで楽しめました」と話していた。

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