佳子さまが“愛子さま化”している!? 皇室トレンドに異変、「ペア公務」も話題に…
2025年5月21日(水)8時0分 文春オンライン
大型連休中にも公務に邁進される愛子さま(23)。最近は佳子さま(30)と並ぶ「ペア公務」姿も話題となっている。そんな中、佳子さまに“とある変化”が生じているという。
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式典で「おことば」を述べられる
5月3日午前9時過ぎ、愛子さまの姿は新宿区の京王プラザホテルで開かれた「世界災害救急医学会」にあった。約600人の研究者や医療従事者らを前に、淡い水色のセットアップをお召しになった愛子さまは、式典で「おことば」を述べられた。
「全ての人の尊厳が守られ、適切な医療や保健サービスを受けられる体制の構築は、非常に重要であると考えます」

宮内庁担当記者の解説。
「初めての『おことば』に緊張したご様子でしたが、参加者に微笑みながら『災害医療と救急医学の発展に尽力されてきた関係者の皆様に、心から敬意を表します』と話されるなど、日頃から関心を寄せられている災害医療への思い入れの強さがうかがえました」
佳子さまとの「ペア公務」が増加
公務だけでなく、日本赤十字社での職務にも精力的な様子が日々伝えられている社会人2年目。そんな昨今の愛子さまを支えていると言われるのが、7歳年上で社会人としても皇族としても先輩にあたる、いとこの佳子さまだ。
愛子さまが社会人になられて以降、佳子さまとの「ペア公務」が増加。今年2月には、千葉県市川市の新浜鴨場で各国の駐日大使をもてなす「鴨場接待」の場で、佳子さまのサポートが光る場面があった。皇室番組を手がける放送作家のつげのり子氏が解説する。
「鴨を放す際に必要な手袋が、愛子さまにだけ配られないというハプニングがありました。愛子さまが困惑した様子でいると、それを察した佳子さまがさりげなく職員に声をかけて手袋を渡すよう促されたんです。お二人は皇族の中でご年齢が近く、愛子さまにとっても佳子さまの存在は心強いのではないでしょうか」
「皇室の型にはまらない個性が特徴でした」
先輩皇族として愛子さまをフォローする佳子さまだが、ご本人も「さりげなく」変化しているのではと指摘するのは、ファッション評論家の石原裕子氏だ。
「このところの装いを拝見すると、佳子さまが『愛子さま化』しているように感じられるんです」
石原氏が特に注目したのは、3月25日、ブラジル大統領夫妻を迎えて開かれた宮中晩餐会。この日の佳子さまは水色のセットアップをお召しになり、首元に真珠のステーションネックレス、耳元にはスウィングタイプのパールのイヤリングを着用された。
「これまでの佳子さまは、ウエストマークされたベルトやレースのワンピースを着用するほか、アクセサリーも真珠以外のものを多用するなど、ご自身のファッションセンスを重んじた、皇室の型にはまらない個性が特徴でした。晩餐会でもそういったお召し物かと思っていましたが、まるで愛子さまのような、伝統的な皇室の装いでした。愛子さまと共に公務に臨まれる機会が増えたことで、ファッションにおいて感化されるものがあったのかもしれません」(同前)
二人が並んでいるだけで、春が感じられるような装い
前出のつげ氏もお二人のファッションに響き合うものを感じていた。
「昨年11月、文化勲章受章者と文化功労者を皇居に招いた茶会では、愛子さまが白、佳子さまは赤のセットアップをお召しになられ、まるで『日の丸』を表現したかのよう。今年4月に開かれた春の園遊会では、愛子さまが清らかな水色の、佳子さまは鮮やかな若草色のお着物をお召しになり、二人が並んでいるだけで春が感じられるような装いでした。二人で装いを相談しているのかはわかりませんが、佳子さまも、愛子さまに合わせて服選びを楽しんでいるように感じます」
これからのお二人のファッションにも注目だ。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2025年5月15日号)