民泊を転々としながら「かけ子」か、詐欺の疑いで男3人を逮捕…潜伏先からスマートフォン約15台

2025年5月23日(金)10時30分 読売新聞

警視庁

 特殊詐欺に関与したとして、警視庁と宮城県警の合同捜査本部が、住所不定、職業不詳の男(25)ら3人を詐欺容疑で逮捕したことがわかった。男らのグループは1月以降、東京や大阪、千葉など7都府県の民泊施設14か所を転々としながら、詐欺の電話をかける「かけ子」をしていたという。

 他に逮捕されたのは、いずれも住所不定、職業不詳の男(28)と無職の男(31)の2人。

 捜査関係者によると、3人は仲間と共謀して4月上旬、静岡県の80歳代女性に息子を装って「会社の金をなくした。現金が必要」などとうその電話をかけ、現金110万円を詐取した疑い。いずれも逮捕は22日。

 男らは宿泊サイトで民泊施設を予約し、約1週間ごとに拠点を変えていたという。捜査員らが潜伏先の千葉県内の民泊施設を捜索したところ、詐欺に使ったとみられるスマートフォン約15台が見つかった。

 警視庁は、摘発を逃れるために移動を繰り返していたとみて調べている。

ヨミドクター 中学受験サポート 読売新聞購読ボタン 読売新聞

「詐欺」をもっと詳しく

「詐欺」のニュース

「詐欺」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ