金曜日から北日本で大雪のおそれ 東北や北陸の平野部でも初雪か

2023年11月21日(火)17時30分 ウェザーニュース

2023/11/21 17:30 ウェザーニュース

今週後半24日(金)から25日(土)は冬型の気圧配置が強まり、上空には強い寒気が南下する予想です。
北海道では平野部でも大雪や猛吹雪となるおそれがあり、東北や北陸でも雪の降る所が多くなる見込みです。

北海道は猛吹雪のおそれ

今週末の気圧配置では、特に北海道で影響が大きくなりそうです。
上空約5000mで−39℃以下という真冬並みの寒気が、25日(土)頃には北海道付近まで南下する見込みで、北海道では24日(金)〜25日(土)にかけて雪が強まります。
山間部だけでなく平地でも局地的に数十cmの雪が積もるような大雪となるおそれがあります。
風も強く吹いて、沿岸部や風の吹き抜けやすい地形の場所では猛吹雪となることも考えられるため、積雪の急増や視界不良、交通機関への影響に警戒が必要です。

東日本山沿いも積雪急増に注意

また、平地で雪の目安になる上空約1500mで−6℃以下の寒気が北陸から山陰付近まで南下する予想となっており、東北の日本海側や北陸では24日(金)〜25日(土)にかけて広い範囲で雪や雨になります。
まだ今季の雪が観測されていない秋田や山形や初雪を観測する可能性が高いとみられ、さらに風が強いため雪雲は太平洋側に達して仙台や福島でも雪が降るかもしれません。
北陸でも内陸や山沿いは雪となり、沿岸部でも気温の下がるタイミングで初雪を観測する可能性があります。
東北の内陸部や東日本の山沿いでは雪が強まり、活発な雪雲がかかる所では積雪急増のおそれがあります。今季最初の積雪がいきなり大雪となってもおかしくありませんので、積雪や路面凍結に注意し、車を運転される方はタイヤ交換やチェーンの携行など雪道用の装備をご準備ください。

ウェザーニュース

「大雪」をもっと詳しく

「大雪」のニュース

「大雪」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ