ウェザーニュース利用者が選んだ、今年の気象・天候を表す漢字は

2020年12月14日(月)5時5分 ウェザーニュース

ウェザーニュース発表

2020/12/14 06:28 ウェザーニュース

12月14日は、2020年「今年の漢字」が発表されます。
それに先駆け、スマートフォンアプリ「ウェザーニュース」では、今年の気象・天候を表す漢字一字を会員の皆さんに伺いました。
選考方法は、11月17〜19日に漢字一文字を募集。その中の上位4字(雨・暑・穏・偏)で、11月23日に決選投票を実施し、6960人の方に投票頂きました。

全国で最も多かったのは「偏」

上記の方法で選考したところ、最も多かったのは「偏」で44%という結果になりました。全国的に梅雨が長引いたと思えば、梅雨明けした途端に猛暑になるなど、天候に偏りがあったことが印象的だったことが分かります。
次いで「暑」25%、「雨」17%、「穏」14%という結果になりました。
皆さんのコメントを見てみると、
・梅雨寒や酷暑といった、偏りが際立つような時期が印象的でした(神奈川)
・先の冬は雪積もらず、梅雨は長い、夏は酷暑、台風は上陸しない、秋は寒暖差が激しいなど。(石川)
・気温の高低や雨等、連続して極端に偏った天候が多かった一年です。(静岡)
・雨なら雨続き、猛暑なら猛暑続きと、偏りすぎな天候が続いた年だったように思う。バランス悪すぎ。(北海道)
・穏やかな所と災害レベルの所と偏りがあるため。(大阪)
・集中豪雨だったと思ったらもの凄く暑かったり、台風も史上最大クラスが直撃したりと、極端な気象が多い一年だったと思います。(大分)
昨年2019年の事前募集では、4つとも災害に関する漢字がノミネートされましたが、今年2020年は4つの漢字が全て異なる意味の漢字が選ばれていました。
そのことからも、2020年は極端な現象や特徴的な現象が複数あり、気象・天候が「偏っていた」と言えるかもしれません。

7年目はアンバンランスな天候を表す漢字

この調査は2014年から始まり、下記のような結果となっています。
2014年 変
2015年 乱
2016年 変
2017年 変
2018年 激
2019年 災
2020年 偏
2017年までに3回「変」が最も多い結果だったため、2018年以降は「変」は殿堂入りとし、「変」以外の漢字で調査を実施しています。
2021年も、ウェザーニュースは正確な気象情報の発信に力を入れて参ります。

参考資料など

調査:アプリ「ウェザーニュース」より
漢字一文字の募集:11月17〜19日、5053人参加
決選投票    :11月23日、6960人参加

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