<一領具足>と書いて何と読む?ヒントは土佐国の戦国大名・長宗我部氏が導入した軍事制度で…難読漢字で日本史を学ぼう
2025年5月26日(月)16時32分 婦人公論.jp
留まることなく流れ、現代の私達へとつながる日本史。
その間に起こった日本を変えた激変、事件、事変に制度、そして地名に加えて、活躍した武将、悲劇の人物…。
あらゆるものが”漢字”で表記されています。しかし、中にはスラスラと読めない、いわゆる難読漢字で記されているものも。
そこで本企画では難読漢字によるキーワードを厳選。読み方の紹介とともに、その意味をあらためて解説します。
さあ、あなたも難読漢字で日本史を学ぼう!
何と読む?
「一領具足」
いったい何と読むでしょうか?
果たして正解は…
正解は…
正解は「いちりょうぐそく」でした。
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一領具足(いちりょうぐそく)は、戦国時代の土佐国の戦国大名の長宗我部氏が兵農分離前の武装農民や地侍を対象に編成・運用した半農半兵の兵士および組織の呼称。『土佐物語』では「死生知らずの野武士なり」と書かれている。
農作業に従事しているために、身体壮健なものが多く、また集団行動の適性も高かったため、兵士として高い水準にあったと考えられる。ただし、その半農半兵という性質上、農繁期の動員は困難であり、長期にわたる戦役には耐えられなかったと推測される。
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皆さんは正確に読めましたか? では次回もお楽しみに。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より