高齢者の転倒リスクを革新的テクノロジーで低減!転倒防護用エアバッグベルト「FutureAge - フューチャーエイジ」日本国内販売開始のお知らせ
2025年5月8日(木)10時17分 PR TIMES
株式会社ユーロギア (代表取締役 勝川久也:東京都中央区日本橋富沢町)は、転倒防護用エアバッグベルト「FutureAge - フューチャーエイジ」の日本国内における販売を開始したことをお知らせいたします。FutureAgeは、イタリア D-air Lab社 (ディーエアラブ) が開発した、転倒を感知しエアバッグを膨らませる革新的な保護ベルトです。加齢、病気、リハビリ中などで転倒リスクが高まる人に向け、深刻な怪我を未然に防ぐことを目的とした製品です。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51489/9/51489-9-214e3ecd222d1c7675db34f04e9893b5-1100x1100.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]Future Age(着用状態)[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51489/9/51489-9-ce6c8514ec20212d7b6fbdac53c3059a-1100x1100.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]Future Age(転倒時のエアバッグ展開状態)
問題解決へのアプローチ
日本における高齢者の腰部骨折の主な原因は「転倒」であり、特に大たい骨近位部骨折においては、転倒が発生原因の約77.7%を占めています。90歳以上の高齢者に限ると、その割合は84.1%にのぼります。*1 さらに深刻な問題として、大たい骨近位部骨折を経験した65歳以上の患者のうち、実に4人に1人(27.3%)が1年以内に亡くなっているという事実をご存じでしょうか。*2 高齢者にとって、転倒は身体的負担だけでなく、自立生活の喪失リスクをもたらす重大な課題です。FutureAgeは、主に転倒による大たい骨頭骨折を防ぐことで、生活の質(QOL)の向上と、医療負担の低減に貢献します。さらに、日常生活・リハビリテーション・外出時といったあらゆるシチュエーションに対応できる設計により、ユーザーはより安心して、アクティブな生活を維持することが可能となります。*1 高齢者の転倒予防の現状と課題、大高洋平、慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室
*2 Jorma Panula らによる2011年の研究・フィンランド
製品概要
FutureAgeは、加速度計およびジャイロスコープを内蔵しており、着用者の動きや傾きをリアルタイムで検知します。独自のアルゴリズムにより、危険な転倒動作を瞬時に認識し、わずか60ミリ秒(0.06秒)でエアバッグを作動させます。[動画: https://www.youtube.com/watch?v=If5VsaqFU8g ]
【公式】Future Age エアバッグ作動動画
保護範囲
本製品のエアバッグは、ヒップ(股関節や大たい骨頭周辺)を効果的に保護します。この範囲を集中して保護する理由は、側面・外側への衝突を伴う転倒が、この骨折と最も関連していることが示されているためです。プロテクターを使用することは、こうした骨折の発生率を減少させ、効果的な予防策であると言えます。[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51489/9/51489-9-8bccfd7942809f2a3c47a973f770ddce-800x800.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]後方30°、60の角度、および90°の角度で衝撃を受けたケースが、総数の大部分を占める。
安全認証と利便性
本製品は、独立した第三者機関によってPPE(Personal Protective Equipment)カテゴリIIの認証を取得しており、この認証基準値に比べ、86%高い衝撃吸収性能を実現しています。350gと軽量な本体は装着時にも違和感が少なく、長時間の利用にも適しています。[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51489/9/51489-9-e0bfccd618a07df4b75502e81cb4edc8-1100x1100.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]装着時(前)[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51489/9/51489-9-c1b4a5036a4384ad6d9e7a4595d332eb-1100x1100.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]装着時(後)
また、エアバッグ作動後も、専用リペアキットを使用することで再利用が可能であり、経済性と環境への配慮も考慮された設計となっています。
専用アプリ「D-Alert(ディーアラート)」による、緊急通知システム
本製品は、専用アプリ「D-Alert」に対応しており、スマートフォンと接続することでデバイスを認識します。万が一転倒の際、アプリを通じて事前に登録した緊急連絡先に緊急通知(エマージェンシーコール)を発信することができますので、安心して見守ることができます。[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51489/9/51489-9-c8bfa63f167fa2778c5eb4a4b1eef7e4-550x350.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]日本語化されたアプリケーションでデバイスで接続(順次、日本語対応)
技術的な特長と信頼
本製品に搭載されているワイヤレス式エアバッグシステム「D-air(R)(ディーエア)」テクノロジーは、20年以上の研究・開発期間を経て、次のようなシーンで採用されており、その実績が信頼の高さを物語っています。- モーターサイクル用「バイク乗車時の転倒」を感知するアルゴリズムを採用し、事故の際にエアバッグを膨張させます。主な導入先として、警視庁白バイ隊に採用されています。プレスリリース:警視庁の白バイ隊員を次世代のワイヤレスエアバッグシステムが守る!(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000051489.html)
- 高所作業用「高所からの落下」を感知するアルゴリズムを採用し、落下時にエアバッグを膨張させます。主な導入先として、海上自衛隊・航空自衛隊に採用されています。プレスリリース:落下を感知して体を守る次世代のエアバッグベストが誕生!(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000051489.html)
このFuture Ageは、「歩行中の転倒」を感知するアルゴリズムを採用しており、以下のような技術的な特徴を備えています。
- リアルタイムモニタリング:体の動き・傾き情報を毎秒数百回取得し解析。
- 学習済みアルゴリズム:200件以上の転倒データ、17シナリオの学習により精度を向上。
- 超高速展開:エアバッグ作動までの所要時間はわずか60ミリ秒。
- 高い衝撃吸収能力:認証基準値比 +86%のエネルギー吸収性能。
- PPE認証取得済み:ヨーロッパ基準に準拠した安全設計。
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51489/9/51489-9-0f5712ab4537324741efbe185a3770f2-1100x1100.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]傾斜センサー、加速度センサーが着用者の動きを解析し、2つのガスジェネレーターによりエアバッグ画展開する。