かわいく、たのしく、草刈り革命。「草刈りヤギちゃん」サービススタート
2025年5月26日(月)13時48分 PR TIMES
サービスの概要と背景
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/61469/26/61469-26-18ad88939f03386b4023a8b00decb5d0-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ](写真提供:株式会社むじょう 広報部)
「草刈りヤギちゃん」は、自治体や企業、個人が所有・管理する草地に、ヤギを一定期間レンタルし、除草を行うサービスです。主な対象は耕作放棄地や空き地、ソーラーパネルの設置地、企業の緑地管理スペース、町有地、そして公園や学校の敷地など、幅広い用途に対応しています。
このサービスの拠点となるのが、株式会社むじょうが湯河原町で運営するヤギ牧場「湯河原・スピルバーグ・ヤギポート」です。現在この牧場では、9頭のヤギを飼育しており、いずれも訓練された除草向けヤギとして草地への派遣が可能です。ヤギの除草能力は非常に高く、1頭あたり1日30平米程度の草地を管理することができるため、機械除草では対応が難しい傾斜地や、除草剤が使えないエリアでの活用が期待されています。
草刈りヤギちゃんの特徴
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/61469/26/61469-26-f2b5bea1c251e1016a352e6114782f23-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ](写真提供:株式会社むじょう 広報部)
ヤギによる除草は、燃料や電力を使わずに済むため、CO2排出のない持続可能な土地管理の方法として注目されています。さらに、草だけでなく、人との関係も「刈り込む」のではなく「育む」のが、草刈りヤギちゃんの最大の特徴です。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/61469/26/61469-26-14d52d0388cf0a5f2c2d59d6d7051bdb-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ](写真提供:株式会社むじょう 広報部)
除草に来たヤギたちは、その姿を見に来る近所の子どもたちや通行人に癒しを届け、地域の中にゆるやかなコミュニケーションを生み出します。除草効果と同時に、景観の改善や教育効果、地域活性にもつながる点は、他の除草手段にはない価値といえます。
利用方法と今後の展望
公式サイト(https://yagi.mujo.page )の問い合わせフォームからご相談いただき、必要に応じて現地調査を実施。対象面積や草の状態などを確認のうえ、お見積りと放牧計画をご提案します。
今後はヤギによる除草の社会的な意義と実用性を広げるための取り組みを本格化させていきます。まずは、ヤギ放牧による除草が、コスト削減や作業負担の軽減、景観の改善といった点でどれほどの効果をもたらすのかを定量的に評価し、モデルとしての再現性を検証します。あわせて、地域内に点在する遊休農地や、これまで人手や費用の都合で管理が難しかった土地への派遣実証を進め、より多様な現場での活用可能性を探っていきます。
特に近年増加しているソーラーパネル設置地の下草問題や、斜面地・狭小地など機械除草が困難な場所における除草需要に対応するべく、ヤギが担える役割の幅を明らかにしていくことも重要なテーマです。これらの実績を積み重ねることで、自治体や企業との連携を広げ、粗放的な管理手法の導入支援を進めていく方針です。
また、むじょうではこうした実践を単なる除草手段にとどめるのではなく、「縮小を前提とした上で充実を図る」という“縮充”の理念に基づいた土地活用モデルの一部として位置づけています。ヤギによる粗放管理を通じて得られた知見や課題を体系的に整理し、地域政策や土地利用の新たな選択肢として社会に還元すべく、ナレッジの整備と政策提言もあわせて行っていく予定です。
お問い合わせ先
担当:松田
メール:info@mujo.page
電話:050-3138-3737