『ルポ歌舞伎町』のルポライター・國友公司さんによる危険な初エッセイ集『ワイルドサイド漂流記 歌舞伎町・西成・インド・その他の街』が爆誕!

2025年5月28日(水)10時18分 PR TIMES

漫画家・清野とおるさん大推薦!「ページをめくるたびに恐ろしくなる。でもその恐ろしさに惹かれて、僕も旅に出たくなる。國友氏の『冒険の書』は、まるで呪いだ。」

株式会社文藝春秋(本社:東京都千代田区 社長:飯窪成幸)は、國友公司さんによる新刊『ワイルドサイド漂流記 歌舞伎町・西成・インド・その他の街』を、6月25日(水)に発売いたします。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/43732/667/43732-667-1a4182269d6647a52fe63ef6ddde691f-1729x2500.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]國友公司『ワイルドサイド漂流記 歌舞伎町・西成・インド・その他の街』書影


■命知らずの取材に基づく「エクストリームなエッセイ集」


筑波大学卒業後、大阪市西成区のあいりん地区で肉体労働をしながら“西成”の実態をありのまま綴った『ルポ西成 —七十八日間 ドヤ街生活—』、東京オリンピック開催に沸き立つ東京を横目に路上生活のリアルを追求したホームレス体験記『ルポ路上生活』、そして欲望渦巻く底知れない街に危険を顧みず深く潜った『ルポ歌舞伎町』。ディープな著作で注目を集める若手ルポライターの國友公司さんによる初のエッセイ集『ワイルドサイド漂流記 歌舞伎町・西成・インド・その他の街』が、この度刊行されることになりました。

歌舞伎町、西成、インド、モンゴル——行く先々で、衝撃的な出来事に次から次へと巻き込まれる。旅の途中で出会うのは、なぜか決まってラスボス級にパンチの効いた人間ばかり。時に命すら危険に晒し、「こんなはずじゃなかったのに……」と愕然とすることもしばしば発生。しかし、カオスで制御不能な状況であればあるほど、面白がって最終的にはすべてを人生の糧にしてしまう。気づけばワイルドサイドを全力疾走していた著者のタフな野次馬精神が生んだ、大いに笑えてパワーがみなぎる一冊です。


■漫画家・清野とおるさんの推薦コメント

「ページをめくるたびに恐ろしくなる。でもその恐ろしさに惹かれて、僕も旅に出たくなる。國友氏の『冒険の書』は、まるで呪いだ。」

■『ワイルドサイド漂流記 歌舞伎町・西成・インド・その他の街』とは?


「化石になったドヤの住人を発掘する」
かつての同僚で前科九犯のシャブ中、青山さん。自衛隊→マグロ漁船→右翼→ヤクザというキャリアを歩んだ宮崎さん。出会い系サイトに「君の執事になりたい」と書き込んでいた「執オジ」。彼らは今どうしているのか?

「憂鬱で退廃的なゲイ風俗店の待機室」
就職せず男娼になった私は、野球部の後輩キャラ「ゆうた」&格闘技系男子「てつや」として指名を取りまくっていた。アクの強い常連客の要求に応え、労働に勤しむが、店のオーナーの逮捕によってモラトリアムは終焉を迎える。

「『トゥモローホース』の悪夢」
モンゴルの山奥で出会った某俳優似の男が繰り返し口にする「トゥモローホース、OK?」。その問いかけの真意が明らかになったとき、私は絶叫しながらMMAファイターばりの本気のファイティングポーズをとるはめに。

「歌舞伎町のラブホテルを不法占拠する蟹の密漁おじさん」
「ヤクザマンション」を引き払い新居で暮らし始めた矢先、駐車場を占領している謎の男性を発見。路上で大量の空き缶を集め、金魚と暮らすおじさんが見つけた“安住の地”は、歌舞伎町の奥に佇む廃ラブホテルだった。

■著者コメント(「まえがき」より一部抜粋)

 ルポライターという職業に就いている私は、これまで意識的にいろんな街に赴いてきた。ときにはその街のことを知るために長期滞在したり、実際に住んだりすることもあった。一時期ホームレス生活をしていて、都内各地の路上や河川敷に住んでいたこともある。
 思い返すと私はそれぞれの街で多大なる影響を受けていることに気付く。人は食べたものでできていると言うけれど、私は、自分が住んだ街で出会った「突飛な変わった人」によってできている。この本には、私が各地で出会った「突飛な変わった人」が私の人生観が変わる重要なポイントで出現しまくる。彼らの一挙手一投足が、読者のみなさんが住む街を選ぶ際の手助けになれば私も彼らも報われる。

■著者プロフィール


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/43732/667/43732-667-34b825be5de43478774172185772d0ee-2194x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]國友公司さん近影。

國友公司(くにとも・こうじ)
1992年生まれの33歳。栃木県那須の温泉地で育つ。水商売(男娼)のアルバイトと東南アジアでの“沈没”に時間を費やし、7年かけて筑波大学を卒業。就職活動を早々に投げ出し、2018年4月、25歳の時に大阪市西成区のあいりん地区へ。日雇いの解体工、簡易宿所(ドヤ)の従業員の「國やん」となる。1ヶ月程度滞在する予定が、街の魅力に絆されていつの間にか帰るタイミングを失い、結果的に約2ヶ月半潜入。ハードな日々を記した『ルポ西成 —七十八日間 ドヤ街生活—』をきっかけに、ルポライターとしてのキャリアを本格的にスタートする。近年では、通称「ヤクザマンション」に居を構え、アンダーグラウンドな街のリアルに迫った『ルポ歌舞伎町』が大ヒット。時に自身の情けない姿もさらけ出しながら、雀荘で知り合った元コロンビアマフィアや、ストーカー退治を生業とする必殺仕事人・チャーリーといった謎めいた人物たちとの交流を魅力的に描き、人気を博している。

■本書の目次紹介

まえがき 

西成
来るとすべてがどうでもよくなる街 
カラオケ居酒屋で一人、徳永英明を唄いたい 
百万円民泊の謎に迫る 
化石になったドヤの住人を発掘する 
最後の住人を静かに見守る「ホテルA」 

モンゴル
「田舎はたまに行くからいい」は本当か 
ウランバートルは意外と都会だった 
筋トレに取り憑かれたモンゴルの青年ベルック 
床屋が異常に多い街・ウルギーで総書記になる 
アル中のカザフ族と八時間かけてアルタイ山脈越え 
「トゥモローホース」の悪夢 

インド・ネパール
インド最下層列車に現れたギャングたち 
コルカタの野戦病院に倒れる 
バラナシの死体焼き場で神様に恐喝される 
カトマンズで見た月収二万円の生活 
ニューデリーの最凶売春地帯で監禁未遂 

東京(新宿・上野)
だから、私は男娼になった 
憂鬱で退廃的なゲイ風俗店の待機室 
「パリジェンヌ」で優雅なコーヒータイムを 
歌舞伎町のラブホテルを不法占拠する蟹の密漁おじさん 
このままずっと、新宿に住むものだと思っていた 

横浜
横浜のワイルドサイドを駆け巡る 
ドヤ街の真ん中に別宅を借りてみた 
「新宿と横浜」二拠点生活のススメ 
このままずっと、駅徒歩二十五分の街に住んでいたい 

あとがき 

■書誌情報

書 名:『ワイルドサイド漂流記 歌舞伎町・西成・インド・その他の街』
著 者:國友公司
判 型:四六判並製カバー装 
発売日:2025年6月25日
定 価:1,760円(税込)
ISBN:978-4-16-391993-5
書誌URL:https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163919935


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