大原優乃、教師役やシングルマザー役も…役の幅の広がり実感 童顔の悩み乗り越え「すべてが吹っ切れた」
2025年2月18日(火)16時0分 マイナビニュース
2009年にDream5のメンバーとしてデビューし、2017年からグラビアアイドルとして活躍、現在は女優として数々の作品に出演している大原優乃。「今年もお芝居に没頭する1年にできたら」と意気込む大原に、今の女優業に対する思いを聞いた。
○「年齢を重ねていただく役の幅が増えた」と実感
現在25歳の大原。昨年は映画『劇場版 おいしい給食 Road to イカメシ』で初めての教師役を演じ、テレビ東京系ドラマ『ウイングマン』では華麗なアクションを披露し、今年公開予定の映画『天文館探偵物語』ではシングルマザー役に初挑戦するなど、さまざまな役を演じている。
自身も「年を重ねてきて昨年はいただく役の幅が増えた1年だったなと思います」と役の幅の広がりを実感。「シングルマザーの役や教師の役、逆に女子高生役もありましたし、初めて方言を話す役やアクションもやらせていただきました」と語る。
現在放送中のテレビ東京系ドラマ『週末旅の極意2〜家族って近くにいて遠いもの〜』(毎週木曜24:30〜)では山岡家の長女で社会人3年目のめぐみを演じているが、「『週末旅』でも高校生の回想シーンもやらせていただき恥ずかしかったです」と照れ笑い。
所属するエイベックス・マネジメント・エージェンシーの晴れ着お披露目会に振袖姿で参加した当日、着付け師に新成人だと思われたようで、「もう成人式には出られたんですか?」と聞かれたというエピソードも披露。「『とっくに終わりました』って(笑)。25歳らしく背筋を伸ばしたいと思います」と笑った。
○毎年掲げている目標「役に歩み寄れる役者になりたい」
25歳でもかわいらしく制服を着こなす大原。「大人になりたい!」と言うも、童顔への葛藤は「前はありましたけど、今はなくなりました」とのことで、「すべてが吹っ切れました!」とにっこり。
吹っ切れたきっかけを尋ねると、「事務所のスタッフさんから『真面目すぎるからバカになれ』と言われて、どうやったらバカになれるんだろうってまた考え込むぐらい不器用なんですけど、幸せになるために仕事をしているんだと思ったら、自分がやりたいことやなりたい自分に向かっていくのが一番だなと、この1〜2年でそう思えるようになりました」と明かした。
吹っ切れたとはいえ、変わらず悩むことも多いという。
「何年このお仕事をしていても、思ったようなお芝居ができなくて泣きたくなるぐらい悔しい思いをすることもたくさんありますが、逃げずにこれからも挑戦し続けたいと思います」と力を込め、今後の抱負を尋ねると「役を自分に近づけるのではなく、役に歩み寄れる役者になりたいというのが毎年掲げている目標です」と語っていた。
■大原優乃
1999年10月8日生まれ。鹿児島県出身。2009年にNHK教育テレビ『天才テレビくんMAX』のオーディションに合格し、ダンス&ボーカルグループ・Dream5としてデビュー。2014年にDream5が担当した『妖怪ウォッチ』のエンディングテーマ「ようかい体操第一」が大ヒットし、同年の『輝く!日本レコード大賞』、『NHK紅白歌合戦』に出演する。2017年に『週刊プレイボーイ』でグラビアデビュー。現在は女優として、ドラマ『ゆるキャン△』シリーズ(20・21)、『あせとせっけん』(22)、『おいしい給食 season3』(23)などに出演。