今夜も起こるか?順位変動 上位3チームもポイント拮抗の激戦モード/麻雀・Mリーグ
2025年4月11日(金)18時30分 ABEMA TIMES

Mリーグ機構は、「朝日新聞Mリーグ2024-25」セミファイナルシリーズ、4月11日の第1試合に出場する4選手を発表した。前日、TEAM雷電がデイリーダブルを決め、リーグ3位に浮上。レギュラーシーズンのポイントが半分になったことで、セミファイナル1週目から早くも激戦モードに突入している。トップ・ラスで100ポイント差が詰まる中、今夜も順位変動は起きるのか。
記録的大勝でレギュラーシーズンを突破した首位・赤坂ドリブンズだが、やはりポイント半分持ち越しの影響は大きく、2位との差は129.2まで縮まっている。連敗でもしようものなら、長く保持してきた首位の座を追われる可能性もあり、もう一度積み上げ直す必要がある。ネット麻雀では何度も頂点に立った渡辺太(最高位戦)が、チームメイトと一緒に頂に立つため、ここで一仕事果たすか。
2位のU-NEXT Piratesとしては、奪首が近づくだけにテンションが上がる。仲林圭(協会)も、過去に優勝経験があるだけに、勝負どころは知っているはず。逆に3位のTEAM雷電との差も小さく、ここで順位を譲るわけにもいかない。チームに勢いを与える昇り龍が、ここでも暴れる。
前日のデイリーダブルで意気揚々のTEAM雷電。レギュラーシーズンから続くムードをそのままポストシーズンに持ち込み、今最も勢いがあるチームと言っても過言ではない。レギュラーシーズンでは10試合連続連対としぶとさも見せた萩原聖人(連盟)。悲願の初優勝に向けて、まずこの試合でトップを取り、リーグ2位浮上を果たしたい。
上位4チームからじわりと離された格好になったのがKONAMI麻雀格闘倶楽部。これ以上、差を広げられると短期決戦だけに、ラスを押し付けられるような試合展開も増えかねない。6位・渋谷ABEMASに足を引っ張られず、いかに5チームで団子状態を作り上げるか。まずは現状を“魔王”佐々木寿人(連盟)の業火で打開する。
【4月11日第1試合】※成績は今期のレギュラーシーズン
赤坂ドリブンズ・渡辺太(最高位戦)個人9位 +199.3
KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)個人4位 +388.0
TEAM雷電・萩原聖人(連盟)個人24位 ▲95.9
U-NEXT Pirates・仲林圭(協会)個人7位 +256.6
【4月10日終了時点での成績】
1位 赤坂ドリブンズ +479.8(4/20)
2位 U-NEXT Pirates +350.6(4/20)
3位 TEAM雷電 +304.2(4/20)
4位 セガサミーフェニックス +210.3(4/20)
5位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +49.6(4/20)
6位 渋谷ABEMAS ▲260.0(4/20)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)