窪田正孝 事務所退所後初の会見の場 戦後沖縄舞台の作品に「生きている魂を凄く感じた」

2025年5月5日(月)18時10分 スポーツニッポン

 俳優の窪田正孝(36)が5日、都内で行われた映画「宝島」(9月19日公開、監督大友啓史)の完成報告会見に出席した。同作が完成した喜び、見どころを語った。3月末で19年間所属していた芸能事務所「スターダスト」退所後、初の会見の場となった。

 戦後沖縄を舞台に、歴史の陰に埋もれた真実を描いた真藤順丈による同名小説が原作の同作。自由を求めて全力で駆け抜けた若者たちの20年の物語を描く。窪田は、兄を見つけるためヤクザへの道を選んだレイを演じた。

 2019年から二度の撮影延期の危機を乗り越え、6年かかって完成した作品を見て「死という概念が今とは違う感覚なのかな」と感じた。「死が隣あわせにあるからこそ、全力で生きているということの思いを客観的に見たとき、生きている魂のようなものを凄く感じた」という。

 この日、レイの兄で英雄的存在であるリーダーのオンを演じた永山瑛太は、スケジュールの都合で欠席。ビデオメッセージを寄せた。現場で「誰よりも大きい背中で、誰よりも自由に、誰よりも風のように駆け抜けている」永山の姿は「今でも頭に残っている」と印象を語った。

 窪田は3月31日、19年間所属していた芸能事務所「スターダスト」からの退社を自身のインスタグラムを通じて発表。現在はフリーランスとして活動している。

スポーツニッポン

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