東京V城福監督 横浜FC戦へ向けて会見「選手の心身のコンディションを見極めて」とメンバーはこれから
2025年5月4日(日)15時44分 スポーツニッポン
東京Vの城福浩監督(64)が次戦横浜FC戦へ向けて会見し、「4連戦の最後の試合、中2日と言うこともあり、選手のリカバーリーを見て、心身のコンディションを見極めて、決断はぎりぎりになると思う」と話すにとどまった。
浦和戦でDF千田海人(30)が故障でハーフタイムに交代。後半28分にはDF谷口栄斗(25)がレッドカードで10人になった。林尚輝(26)も故障で離脱中で、CBが立て続けにいなくなってしまった。
ここまで3バックを支えてきた中で綱島悠斗(24)以外の2人を欠くのは痛手。サイドバックが本職の深沢大輝(26)、宮原和也(29)、ボランチが本職のMF稲見哲行(26)、磐田から加入のパリ五輪代表DF鈴木海音(22)らでやりくりするが、チーム力が試されるところだ。
鈴木は「ここ数カ月苦しい思いしてきたが、ピッチで何を示せるか、覚悟を持ってやりたい」と、出場に意欲。磐田では横浜FCのストライカールキアンとチームメートで、「ずっとマッチアップし、特徴はわかっている。むこうもわかっているが、成長している姿を見せたい」と、勝負を心待ちにしている。稲見も「練習でCBはやっているし、だれが入っても準備はしている。CBは大学でも高校でもやった。公式戦も途中からならやったことはある。チャンスだと思って、つかみに行く気持ちでやりたい。対人の強さが売りなので、走りの勝負や競り合いでは勝てる自信がある」と、気合いは十分だ。