C大阪は中4日で東京V戦 DF西尾は「連戦が続くが100%以上の力を出す」
2025年4月24日(木)13時45分 スポーツニッポン
C大阪は24日、東京V戦の前日会見をオンラインで行った。DF西尾隆矢(23)は16日のルヴァン杯・今治戦で120分間フル出場。中3日の20日のFC東京戦もフル出場して奮闘したが、同点PKを許すファウルを犯すなど、心身の疲労が心配される状態で中4日の東京V戦を迎える。
「連戦が続いている中で疲れは溜まっていくもの。でも、どの選手もどのチームも一緒だと思う。試合で起用してもらえるのがありがたいので、試合に出る限りは100%以上の力を出し続けなきゃいけない」と西尾は言い訳することなく東京V戦に全力を尽くす。
センターバックとして西尾は“無失点”を目指すが、CKではDF進藤亮佑(28)とMF田中駿汰(27)と共にゴール前のターゲットになる。鹿島戦決勝ゴールの進藤がFC東京戦では厳しいマークに遭っただけに西尾の頭がカギとなる。「どの試合も自分が点を取れるようセットプレーに入っています。ルーカス(FWフェルナンデス)選手のキック精度が高いので、自分のところにボールが来たら決めないといけない」と笑った。
アーサー・パパス監督(45)は西尾がPKを取られた場面を問題視していない。「PKを与えてしまったが、全員が一緒になって継続して守備できたことは良かった」と守備の成長を感じている。ただ「セレッソはFC東京戦では北野が倒されたシーンで安斎選手に2枚目のイエローが出なかったし、ルーカスは毎試合4つはファウルは受けている。そこをしっかり取ってくれれば…。セレッソに対して厳しいジャッジになっていると感じている」と嘆いた。東京V戦はセットプレーでの得点も期待したいだけに「選手を守らなきゃいけない立場にあるからね」と審判団に注文を出すことを忘れなかった。